ワイルド・アンド・ネイティブ(WILD AND NATIVE(通称:WAN))活動
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「川口拓」の記事における「ワイルド・アンド・ネイティブ(WILD AND NATIVE(通称:WAN))活動」の解説
川口はトラッカースクールでのプログラムを受講するために日米を往復する生活を送っていたが、2001年にネイティブアメリカンの哲学と技術を伝えるために、山梨県都留市・茨城県御前山を拠点として、ワイルド・アンド・ネイティブ(WILD AND NATIVE:通称WAN)の活動を開始した。 2004年には、アメリカのトラッカースクールから講師を招き1週間の期間でトラッカースクールの技術・哲学を紹介した。ジャパン・トラッカー・スクールとして開催されたそのワークショップはネイティブアメリカンの哲学・歴史・技術に興味を抱いていた人々に大きく受け入れられ、当時の参加者には今だにWANに通う者もいる。 WANは、サバイバル技術を身近なものにしたいという川口の思いが込められているワークショップになっており、全く経験がない者でも気軽に参加できるワークショップとなっている。そのアットホームな雰囲気にリピーター参加者も多い。 近年、「サバイバル」を大衆に身近で気軽なものとした「ブッシュクラフト」が流行しているが、その流行からか川口のサバイバル技術もテレビ・映画・雑誌などで注目を集め始めている。メディアで紹介される川口の技術には、トラッカースクールでの11年間で積み上げてきた川口の技術が存分に発揮されている。 WANでは、原始の火起こし・枯葉と木の枝だけで作るシェルター作り・スカウト(狩り・追跡)の技術・野鳥の生態の観察・野草によるヒーリング技術など様々なコースを通じて、ネイティブアメリカンの哲学・技術を伝えている。中でも、現在は開催されていないが、故リチャード・バッソー氏を講師に迎えたセイクレット・サイレンスは毎回好評を博しており、ハードなワークショップであるにも関わらず、毎回多くの受講者を迎えていた。 WANの参加者は、サバイバル技術を極めたい人から、癒しを求める人まで、様々な理由を持つ人々が参加している。川口も、その要望に応えて、様々な形でのワークショップを提供し続けている。そのためか、ワークショップの参加者の職種も幅広く、現役の自衛隊の隊員・映画監督・医師・起業家・法律家・教師・サラリーマン・主婦・学生と広範囲に広がっている。
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