レッドポイント【レッドポイント】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8766号 |
登録年月日 | 2001年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | レッドポイント よみ:レッドポイント |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 3月 16日 | |
品種登録者の名称 | 群馬県 | |
品種登録者の住所 | 群馬県前橋市大手町一丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 春山実、上村勇美、渡邊康浩、田部井昭 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は黄白色のかなり小輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時草丈は中である。茎の太さは中、色は緑、強さは強、中空の程度は小、稲妻型屈曲の有無は無、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度はやや多、節間長は中である。葉身長は短、幅はやや狭、葉の縦横比は小、一次欠刻は浅、欠刻底部の形は中間、葉裂片縁部の重なりの程度は平行する。表面及び裏面の色、毛じの多少は中、光沢度は弱、厚さは中、硬さは軟、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは小、分布状態は主として両側に付着する。花房の形は円錐形、花の大きさはかなり小、厚みはかなり低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数は極少、管状花部の直径はやや小、管状花数はやや少、分布は集中である。花弁の形は舟底弁及び丁字状花弁、先端の形は歯状、花弁の長さはかなり小、幅はかなり狭、外花弁の表面の色は黄白(JHS カラーチャート2201)、裏面の色は濃赤紫(同9509)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花の中心部の色は外弁と異なり褐色及び黄、花盤の色は黄に中心部が褐、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさは極小、総ほうの大きさはかなり小、花首の太さは極細、長さは短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「ホフレイン」と比較して、花が小さいこと、外花弁の表面の色が黄白であること等で、「ビアリッツ」と比較して、花が小さいこと、花弁の形が舟底弁及び丁字状花弁であること、外花弁の裏面の色が濃赤紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に群馬県園芸試験場花の総合センター(勢多郡宮城村)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「GCC-1号」であった。 |
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