レッドモンロー【レッドモンロー】(林木)
登録番号 | 第7031号 | |
登録年月日 | 1998年 10月 29日 | |
農林水産植物の種類 | くすのき | |
登録品種の名称及びその読み | レッドモンロー よみ:レッドモンロー | |
品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社行徳緑化農場 | |
品種登録者の住所 | 福岡県甘木市平塚1268 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 行徳繁太郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場で発見された変異株であり,成木の樹姿が放物形,春期の若葉は濃紅色の街路樹等の緑化木向きの品種である。 樹姿は苗木で円錐,成木で放物,幹の通直性は小,完満性は梢殺,真円性は正円である。樹皮の色は苗木でその他(濃緑黄),成木で灰褐,苗木の内樹皮の色は紫褐,厚さは中,紋様は荒皮である。枝の太さは中,長さは長,着生角度は,大,新梢の毛の有無は無,色は紫褐である。葉の形状比は小,葉の先端の形は広長鋭尖,成葉のヒダの多少は少,葉のちりめんの有無は有,主脈長は短,葉身幅は狭,葉柄の長さは短,春期の若葉の色は濃紅,夏期の若葉の色は濃紅,冬期の成葉の色は緑,葉の光沢は中,斑の有無は有,葉の斑のパターンはちり斑,葉の裏の毛の有無は無である。冬芽の色は濃紅,大きさは大である。果実の形は球,大きさは小,色は紫黒である。種子の形は球,大きさは小,色は暗褐である。発芽の時期は中,苗木の初期生長性は中,結実量は少である。耐寒性は弱である。 「福岡7号」及び「福岡10号」と比較して,内樹皮の色が紫褐であること,新梢の色が紫褐であること,葉にちりめんがあること,夏期の若葉の色が濃紅であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和59年出願者のほ場(福岡県甘木市)において,野生種の変異株を発見,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成5年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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