ルーイ一行と殺し屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 10:16 UTC 版)
「ルードヴィッヒ革命」の記事における「ルーイ一行と殺し屋」の解説
ルードヴィッヒ / ルーイ 声 - 杉田智和 主人公であり各童話における王子。容姿端麗で頭脳明晰だが我儘のサディストで巨乳系美少女好き。 第1話時点では読切作品として書かれたため、初版の『グリム童話』の「白雪姫」の王子と同様に死体愛好家という設定だった。第2話以降は「死体はもう飽きた」としてその設定は無くなり、理想の(=巨乳美女の)花嫁を探す旅に出る。同時に彼の立場は白雪姫の王子から各童話の王子にシフトチェンジした。ドラマCDでは最終的にブランシュに手を下す点は同じだが、死体愛好家の設定は無くなっている。 何だかんだで旅先の花嫁候補達と結ばれることは無いが、第3話「茨姫[プランサスロンス]」で出会ったイーディケ(フリーデリーケ)とは魔法が解けて以降も互いに相思相愛。 名前はグリム兄弟のルートヴィッヒ・グリム。外見はロックバンド「PENICILLIN」のVo.HAKUEIと作者が公言している。 ヴィルヘルム / ヴィル 声 - 羽多野渉 ルーイの従者。お人よしでいつも振り回されている苦労人で常識人。幼馴染であるリゼッテに想いを寄せており、彼女の本性を知ってからも変わらない。ルーイのサディストな性格の裏側にある本性を理解し、何処までも着いて行くと決心している。 彼自身は童話における従者そして様々な登場人部の役割を、その話ごとに割り振られている。 ドロテア 声 - かかずゆみ 各童話における魔女(第5話「ラプンツェル」では妖精。その他、役を割り振られていない話や別の人物が魔女役になっている話もある)。巨乳的ナイスボディーでドM。ドSなルーイの仕打ちに惚れたため勝手に旅に同行する。道中、その魔力でルーイにさまざまな助言・助力を行なう。外見は若い女性だが実年齢は不明。終盤で過去が明らかとなり、人間としての生を得る。 リゼッテ / 赤ずきん ルーイとヴィルの幼馴染。明るく優しいが内心は策略家。幼いころ、ヴィルの優しさを利用しおり、その本性を見抜いたルーイの悪戯により誤って両親を殺害してしまい、その時の快感が忘れられずフリーの殺し屋になってしまった。両親殺害の原因であるルーイを殺害しようと付け狙うが、中盤からは半ば旅の仲間となり、ルーイ達に力を貸す。 物語後半で実は両親からは売春まがいのことをさせられていたため、両親殺害自体を悔いてはおらず、ルーイへの恨みはそれがヴィルとの別離に繋がってしまったこと、ヴィルを一人占めできなくなったことにあるのを明らかにしている。 「赤ずきん」という異名の由来は、浴びた両親の血で灰色のずきんが赤く染まったことから。 ヘンゼルとグレーテル / ヘンゼルとグレーテル 幼いルーイがお忍びで訪れた森で出会った兄妹。貧困のため親に捨てられ、その際一時的に世話になった強盗を焼き殺した過去を持つ。成長後は自らを守るために殺し屋となり、ユーリウスに雇われルーイの命を狙っていた。しかしルーイが幼いころ出会った「天使様」であることに気付き、終盤ではルーイと協力してユーリウスをペトロネラから解放すべく動く。
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