「ridiculous」の意味や使い方わかりやすく解説 Weblio辞書

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ridiculous

別表記：リディキュラス

「ridiculous」とは、ばかばかしいということを意味する表現である。

「ridiculous」とは・「ridiculous」の意味

「ridiculous」とは、「ばかばかしい」「くだらない」という意味を表す英語表現である。「滑稽な」「おかしな」「話にならない」などの意味合いもあり、他人の言動や考えがくだらないと感じた時に使われることが多い。そのほかには、「不合理な」「非常識な」「信じられない」といった意味の形容詞としても用いられる。

「ridiculous」は、「あまりにもくだらなくて笑ってしまう」「ふざけている」といったニュアンスが強く、家族や友人など親しい間柄の人との会話の中で、冗談めかした雰囲気で使われるのが一般的である。例えば、『ハリーポッター』に「ridiculous」をもじった「リディキュラス」という呪文が登場するが、「ridiculous」の「ばかげた」という意味合いの通り、この呪文を唱えると妖怪をユーモラスで滑稽な風貌に変身させることができてしまう。ただし、場合によっては、非常識であると感じたり、不条理なこと対して本気で怒っている時に「ridiculous」が用いられることもあるため、シチュエーションや相手の態度などから「ridiculous」の真意を汲み取る必要がある。

また、「ridiculous」は、ネガティブな意味だけではなく、ポジティブな褒め言葉として使われることもある。スラング的ないい意味には「かっこいい」「最高」「すごい」などがあり、「ridiculously good（めちゃくちゃいい）！」といった英語表現も存在する。

「ridiculous」の発音・読み方

「ridiculous」の発音記号は、「ridíkjuləs」である。カタカナでは「リディキュラス」と表記されることが多いが、実際には「リィディキュゥラァス」の方が正確な発音に近い。「リィ」は舌先を内側にまいてどこにも触れないようにしながら発音するのに対し、「ディ」は舌先を前歯のすぐ裏につけて発音するとよい。

「ridiculous」の語源・由来

「ridiculous」の語源は、ラテン語の形容詞「ridiculus」である。「ridiculus」には、「愚かな」「ばかげている」などの意味があり、「ridiculous」の意味と似通っている。さらに古くまでさかのぼると、ラテン語で「笑う」「あざ笑う」という意味を持つ「 rideo」につながる。「ridiculous」が、笑ってしまうようなばかばかしさというニュアンスを持つのは、「 rideo」が語源であることに由来するとされている。

「ridiculous」の覚え方

「ridiculous」の意味を覚えられない時には、語呂合わせで頭に入れるとよい。例えば、「ridiculous」のカタカナ読みである「リディキュラス」を、音が似ている「理事クラス」に変換して、「理事クラス（リディキュラス）が、ばかげたことを発言している」というイメージを想像するようにすると覚えやすい。また、『ハリーポッター』を知っている人であれば、「リディキュラス」の呪文によって、妖怪の容姿が滑稽に見えるようになることを思い出して、「ばかばかしい」「おかしな」という意味につなげるとよい。

「ridiculous」の類語

「ridiculous」の類語には、「ridicule（あざける）」や「ridiculously （愚かにも）」がある。そのほかにも、「愚かな」「哀れな」というニュアンスでの「ridiculous」と似た意味を持つ同義語としては、「foolish」「silly」「pathetic」などがあげられる。また、「ludicrous」や「derisory」なども、「ridiculous」と同じ意味合いをもつ英語表現である。

「ridiculous」を含む英熟語・英語表現

「don't be ridiculous」とは

「don't be ridiculous」とは、相手が非現実的な発言をした時や、途方もないことを言われた時によく使われるフレーズである。「ふざけないで」「ばかなことを言うのはやめろ」「冗談はよして」といった意味合いがあり、「全く話にならない」「不条理である」という気持ちを強く表す時に用いることが多い。