ラグビーウルグアイ代表とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ラグビーウルグアイ代表の意味・解説 

ラグビーウルグアイ代表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/03 13:37 UTC 版)

ラグビーウルグアイ代表
ユニオン ウルグアイラグビー協会
愛称 ロス・テロス
エンブレム ナンベイタゲリ英語版
ヘッドコーチ ロドルフォ・アンブロシオ英語版
主将 アンドレス・ビラセカ
最多キャップ ディエゴ・マグノ(100)
最多得点選手 フェリペ・ベルチェシ(350)
ファースト
ジャージ
セカンド
ジャージ
初国際試合
 チリ 21 - 3 ウルグアイ 
(1948年6月2日)
最大差勝利試合
 ウルグアイ 102 - 6 パラグアイ 
(2011年5月14日)
最大差敗戦試合
 南アフリカ共和国 134 - 3 ウルグアイ 
(2005年6月11日)
ラグビーワールドカップ
出場回数 5 (1999年初出場)
最高成績 プール戦 3位 1999
テンプレートを表示

ラグビーウルグアイ代表スペイン語: Selección de rugby de Uruguay)は、ウルグアイラグビー協会によるラグビーユニオンのナショナルチームである。愛称は国鳥ナンベイタゲリ英語版を意味するロス・テロス(Los Teros)。

概要

最初のテストマッチは1948年6月2日チリ戦。

南アメリカではアルゼンチン(ロス・プーマス)に次ぐ実力を持つ。ワールドカップには1999W杯より2大会連続出場。1999W杯では、当時40歳の主将ディエゴ・オルマエチェア率いるチームが、プール戦敗退ながらスペインに勝利を収め、南アフリカに大健闘して高く評価された。2003W杯もやはり決勝トーナメントには進めなかったものの、グルジアを破って1勝を挙げている。

だが、2007W杯予選ではポルトガルホーム・アンド・アウェーのプレーオフを戦い、1勝1敗だったものの、総得点で敗れ本大会を逃した。2011W杯予選のプレーオフでもルーマニアに敗れて本大会に進めなかったが、2015W杯予選のプレーオフでは香港ロシアに勝利を収め、本大会に出場したがプール戦全敗だった。

2019W杯の南北アメリカ予選ではカナダに勝利し2大会連続出場を決めた。本大会では釜石で行われたフィジー戦で30-27で勝利する大番狂わせを演じた[1]

2023W杯の南北アメリカ予選ではプレーオフ予選でアメリカ合衆国に勝利し3大会連続出場を決めた[2]

選手

現在の代表

ロス・テロススコッド[3]

  • ヘッドコーチ : ロドルフォ・アンブロシオ英語版
選手 ポジション 誕生日 (年齢) キャップ チーム
ヘルマン・ケスレル フッカー (1994-07-01) 1994年7月1日(31歳) 67 ルーアン
ホアキン・マイスカ フッカー (2002-04-15) 2002年4月15日(23歳) 4 ペニャロール
セバスティアン・ぺレス フッカー (2006-03-31) 2006年3月31日(19歳) 0 ペニャロール
ディエゴ・アルベロ プロップ (1994-08-19) 1994年8月19日(30歳) 27 ルーアン
ファクンド・ガッタス プロップ (1995-07-02) 1995年7月2日(30歳) 42 オールドグローリーDC
イグナシオ・ペクロ プロップ (1999-02-22) 1999年2月22日(26歳) 22 シカゴ・ハウンズ
レイナルド・ピウッシ プロップ (1999-05-18) 1999年5月18日(26歳) 22 マイアミ・シャークス
マテオ・ペリーロスペイン語版 プロップ (2000-11-11) 2000年11月11日(24歳) 5 ペニャロール
マテオ・サンギネッティ プロップ (1992-07-26) 1992年7月26日(32歳) 90 ペニャロール
フランシスコ・スアレス プロップ (2001-12-10) 2001年12月10日(23歳) 0 ペニャロール
フェリペ・アリアガ ロック (1999-09-14) 1999年9月14日(25歳) 14 ペニャロール
トマス・エチェベリー ロック (2001-02-14) 2001年2月14日(24歳) 0 オールド・クリスティアンス・クルブ
フェデリコ・デロスサントス ロック 0 ロス・クアーヴォス
イグナシオ・ドッティ ロック (1994-08-18) 1994年8月18日(30歳) 66 オールドグローリーDC
マヌエル・レインデカル ロック (1997-04-23) 1997年4月23日(28歳) 38 オヨナ
マヌエル・アルダオ バックロー (1998-09-09) 1998年9月9日(26歳) 30 マイアミ・シャークス
ルーカス・ビアンチ バックロー (2001-03-26) 2001年3月26日(24歳) 18 ペニャロール
サンティアゴ・シベッタ バックロー (1998-02-28) 1998年2月28日(27歳) 36 ペニャロール
マヌエル・ディアナ バックロー (1996-03-07) 1996年3月7日(29歳) 47 ペニャロール
カルロス・デウス バックロー (2001-07-05) 2001年7月5日(23歳) 12 ペニャロール
マヌエル・ロスマリノ バックロー (2004-01-15) 2004年1月15日(21歳) 0 ペニャロール
サンティアゴ・アルバレス スクラムハーフ (2001-12-24) 2001年12月24日(23歳) 12 ペニャロール
フアンマヌエル・タフェルナベリー スクラムハーフ (2002-05-27) 2002年5月27日(23歳) 1  ウルグアイ
イグナシオ・アルバレス フライハーフ (2002-02-28) 2002年2月28日(23歳) 7 ロボス
イカロ・アマリーロ フライハーフ (2004-05-04) 2004年5月4日(21歳) 3 ペニャロール
フェリペ・エチェベリ フライハーフ (1996-06-23) 1996年6月23日(29歳) 27 ペニャロール
フェリペ・アルコスペレス センター (2000-05-17) 2000年5月17日(25歳) 14 ペニャロール
アルフォンソ・ペリッロアルバラシン センター (2005-02-25) 2005年2月25日(20歳) 0 ペニャロール
ホアキン・スアレス センター (2003-05-11) 2003年5月11日(22歳) 5 ペニャロール
アンドレス・ビラセカ センター (1991-05-08) 1991年5月8日(34歳) 81 ペニャロール
ディエゴ・アルダオ ウイング (1995-08-04) 1995年8月4日(29歳) 1 ペニャロール
バウティスタ・バッソ ウイング (2001-01-18) 2001年1月18日(24歳) 11 ペニャロール
イグナシオ・ファッチオロ ウイング (1998-12-28) 1998年12月28日(26歳) 2 ペニャロール
ジュスト・フェラリオ フルバック (2006-07-19) 2006年7月19日(18歳) 0 ペニャロール
ジョアン・ゴンザレス フルバック 3 ペニャロール
フランシスコ・ランダウアー フルバック (2005-04-29) 2005年4月29日(20歳) 0 ペニャロール

※所属、 キャップ数(Cap)は2025年7月3日現在

ワールドラグビー男子ランキング

ワールドラグビーが発表するデータにもとづく。

上位30チーム(2025年5月26日時点)[4]
順位 変動* チーム ポイント
1  南アフリカ共和国 092.78
2  ニュージーランド 090.36
3  アイルランド 089.83
4  フランス 089.51
5  アルゼンチン 084.97
6  イングランド 084.73
7  スコットランド 082.36
8  オーストラリア 081.52
9  フィジー 080.07
10  イタリア 077.77
11  ジョージア 074.69
12  ウェールズ 073.39
13  日本 072.95
14  サモア 072.68
15  アメリカ合衆国 070.02
16  スペイン 067.34
17  ウルグアイ 067.06
18  ポルトガル 066.44
19  トンガ 065.46
20  ルーマニア 064.61
21  チリ 061.72
22  ベルギー 059.98
23  カナダ 059.49
24  香港 059.18
25  ナミビア 057.87
26  ジンバブエ 057.16
27  オランダ 057.01
28  ブラジル 056.53
29  スイス 055.26
30 1  ポーランド 054.06
*前週からの変動
ウルグアイのランキングの推移

生のグラフデータを参照/編集してください.

出典: ワールドラグビー[4]
推移グラフの最終更新: 2025年5月26日


逸話

2019年9月25日に行われた2019W杯ウルグアイ対フィジー戦において、ウルグアイの主将フアン・マヌエル・ガミナラと一緒に入場した日本の小学生のエスコートキッズが、試合前に歌うウルグアイの国歌を選手と一緒に斉唱した[5]

試合後にフアン・マヌエル・ガミナラは報道陣に対して自ら「とても驚いたことがあった」と切り出し、「マスコットキッズが、スペイン語で最後まで歌ってくれた。すごくびっくりしたし、本当にうれしかった」「僕と一緒に入場した子どもが国歌を一緒に歌ってくれたんだ。自分の国にいるように感じた。日本の皆さんに感謝したい」と述べ、「ありがとう」と日本語でお礼を述べた[5][6]

2019W杯公式Twitterは「素晴らしい瞬間」として、ウルグアイの選手がエスコートキッズと肩を組んで国歌を歌い、斉唱後にエスコートキッズの頭をなでて敬意を表する姿を紹介した[6]

ワールドカップの成績

脚注

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ラグビーウルグアイ代表」の関連用語

ラグビーウルグアイ代表のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ラグビーウルグアイ代表のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのラグビーウルグアイ代表 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS