ライドロン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 22:51 UTC 版)
「仮面ライダーBLACK (キャラクター)」の記事における「ライドロン」の解説
『RX』第4話から登場する光の車、重装騎マシンとも呼ばれる、RXの赤色の専用四輪車。クライシス帝国で皇帝の政策に反対し、僻地に流されていた元クライシス帝国大学の物理学教授ワールド博士の設計図を託された光太郎が独力で設計図通りに製作した。当初は起動しなかったが、かつてゴルゴムのクジラ怪人がBLACKの命を救った聖なる海の洞窟に運ばれ、生命のエキスを得て起動し、人工頭脳ライドマインドによる自意識を持ちライダーと会話もできるスーパーマシンとなった。 地上だけでなく車体後部のスペクトラムスクリュー4基を起動させることによって水上航行・水中潜行も可能で、ライディングアローと呼ばれる体当たり技や、地球と怪魔界を行き来する能力をも有する。ガルウィングドア方式の搭乗ハッチでハイドロジルコン製の特殊装甲ボディを持つ。バリヤーを発生する。車体フロント部分にグランチャーという特殊金属製のアゴ、車体中央部にパイルエッジという鋸刀状の突起を備え、地中を進む際の掘削機や、標的を捕縛・移動させる戦闘時の武器として活用する。サーチ機能や熱センサーを装備。普段はアクロバッターと共に廃工場に待機し、RXのコールでどこへでも駆け付ける。 アントロン戦では、バイオライダーも搭乗した。 仮面ライダーシリーズでは、初の四輪マシンである。自動車型メカの登場は、従来のライダーマシンとは異なる方向性を目指した結果である。 デザイン・造型 ベース車はマツダ・サバンナRX-7(SA22C)。 デザインは、石ノ森章太郎によるデザインがバンダイ側で清書された。デザインイメージは『海底二万里』のノーチラス号。RXのマスクを模したフォルムとなっている。 他の作品への登場 映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』 CGで登場。復活したRXとともにグランプリに途中参戦し、同じく途中から参加した魔進チェイサーと戦った。
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