メディアの発達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 16:30 UTC 版)
開化期から新聞・雑誌といったメディアが登場・発達し、文学の普及・発展に寄与した。『独立新聞』『京城新聞』(のちに『皇城新聞』)『帝国新聞』『大韓毎日申報』『大韓民報』『国民新報』『万歳報』(のちに『大韓新聞』)『漢城新報』『京郷新聞』等、様々な立場の団体が新聞社を設立した。新聞には小説が連載され、大衆の娯楽しての文学が発達する場となる。 雑誌は1896年2月に東京で韓国皇室特派留学生達が創設した『親睦会会報』、11月にソウルで創設された『대죠선독립협회회보 (大朝鮮独立協会会報)』がその嚆矢である。その後、在東京朝鮮人留学生達が各々の団体の会報を発行する一方、朝鮮では崔南善が印刷所を設置(新文館)、『少年』『東明』『時代日報』『青春』『샛별 (セッピョル)』等を刊行した。その他にも『創造』『薔薇村』『白潮』『曙光』『廃墟』『開闢』『朝鮮文壇』『新青年』『新女性』『新天地』『カトリック青年』『オリニ』『文芸運動』『国民文学』等の文芸同人誌や機関紙として多くの雑誌が発行される。
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