メタルスラッグ4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 12:57 UTC 版)
2002年、プレイモア(現・SNK)許諾、メガ・エンタープライズ/ノイズファクトリー開発、サン・アミューズメントより発売。 旧SNK倒産後第一作。実開発はノイズファクトリーだがゲーム中に表示されるメーカーロゴはプレイモアとメガ・エンタープライズの連名のみである。スタッフがほぼ全員入れ替わっての製作であるためステージの使い回しがある等、旧4作とは(様々な意味で)違ったゲームとなっている。本作から、今までは使用しなかった4ボタン目にメタスラアタックを割り当てたため、ジャンプしながらショット攻撃をしている最中に間違ってメタスラアタックを暴発させる可能性がなくなった。また、音楽製作も今作より田中敬一が担当。 ストーリーはテロ組織「アマデウス」が軍のコンピューターすら侵すウイルス、「ホワイト・ベイビー」を誕生させるという声明がインターネット上で告知され、PF隊のターマとスパローズのエリはホワイト・ベイビーのワクチンプログラムの作成チームの護衛を、マルコとフィオ、そして新人のトレバーとナディアの4人は、アマデウスの殲滅を命じられる。だが、出撃前に送られてきたアマデウスのメンバーの写った衛星画像に、全員驚愕する。そこにはモーデンの姿があった。 プレイヤーキャラクターに韓国系アメリカ人(もしくはアメリカ系韓国人)という設定の「トレバー・スペイシー」が追加、他にはフランス人の女性キャラクター「ナディア・カッセル」が追加された。その代わりにターマとエリはプレイヤーとしては削除されたが、ステージ途中でプレイヤーを援護したり、各ステージ終了後には次の戦場へとプレイヤーを誘導するなど物語の主要な位置を占める役回りで登場している。 今作のみの特徴として特定のアイテムを取った後、一定時間以内に稼いだ点数に応じてステージクリア時にボーナスがもらえる「メタリッシュシステム」がある。その他、演出面で他のナンバリング作品と若干異なる点が多い。また、強化銃「トゥー・マシンガン」(短機関銃を2丁持ちしたようなグラフィック)が初登場。
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