メイン_(戦艦)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > メイン_(戦艦)の意味・解説 

メイン (戦艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/09 07:17 UTC 版)

艦歴
発注:
起工: 1899年2月15日
進水: 1901年7月27日
就役: 1902年12月29日
退役: 1920年5月15日
その後: スクラップとして売却
性能諸元
排水量: 基準:12,500トン、
満載:13,500トン
全長: 394 ft、388 ft(水線長)
全幅: 72 ft 3 in
吃水: 24 ft 4 in 、26 ft (最大)
機関:
最大速: 18ノット
航続距離:
乗員: 士官、兵員561名
兵装: 12インチ砲4門、6インチ砲16門
3インチ砲6門、3ポンド砲8門
1ポンド砲6門、30口径機銃3門
18インチ魚雷発射管2門
航空機:
モットー:

メイン (USS Maine, BB-10) は、アメリカ海軍戦艦メイン級戦艦の1番艦。艦名はメイン州にちなむ。その名を持つ艦としては2隻目。

艦歴

メインは初代メイン (USS Maine, ACR-1) が破壊された一年後の1899年2月15日にペンシルベニア州フィラデルフィアウィリアム・クランプ・アンド・サンズ社で起工し、1901年7月27日にメアリー・プレブル・アンダーソンによって命名、進水、1902年12月29日に初代艦長ユージーン・H・C・ロイツ大佐の指揮下就役した。

1903年から1907年までメインは西インド諸島南の大西洋岸沿いに活動し、地中海への航海も行った。1907年12月16日に大西洋艦隊の一部としてハンプトン・ローズを出航し、グレート・ホワイト・フリートに加わり世界巡航を行った。メインはアラバマ (USS Alabama, BB-8) と共にグアムフィリピンを訪れ、スエズ運河を通過し地中海へ抜け、その後1908年10月に大西洋岸へ帰還した。

メインは大西洋艦隊第3艦隊の旗艦に任命され、続く数ヶ月にわたって大西洋岸からカリブ海で活動した。1909年8月31日にニューハンプシャー州ポーツマスで退役するが、1911年6月15日に再就役し、メインは東海岸沿いに活動した。第一次世界大戦中は機関兵、武装警備員、海軍士官候補生の訓練艦として活動した。第一次世界大戦が終了すると、メインは1918年12月26日にニューヨークでの観閲式に参加した。

メインはその後も大西洋艦隊で活動し、1920年5月15日にフィラデルフィア海軍造船所で退役した。1922年1月23日にフィラデルフィアのジョセフ・G・ヒトナーおよびウィリアム・F・カットレットにスクラップとして売却された。1923年12月17日にはワシントン海軍軍縮条約に従い武装を撤去され、その後解体廃棄された。

関連項目

外部リンク


「メイン (戦艦)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「メイン_(戦艦)」の関連用語

メイン_(戦艦)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



メイン_(戦艦)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのメイン (戦艦) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS