ミサカネットワークの演算補助
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 00:27 UTC 版)
「一方通行 (とある魔術の禁書目録)」の記事における「ミサカネットワークの演算補助」の解説
自身の能力を駆使し、ウイルスを仕込まれた打ち止めの治療中に天井の銃撃を額に受けてしまい意識不明の重傷を負ってしまう(僅差で反射が戻り、致命傷は免れた)。が、前頭葉に損傷を負ったことで言語機能と演算能力を失い、運動機能の一部に障害が残ってしまった。これを補うため、冥土返しが用意したチョーカー型電極を利用したミサカネットワークによる演算補助を受けている。約1万人の「妹達」が構築している電子ネットワークの情報共有・並列演算の特性を利用することで、脳の機能を代用し「妹達」の脳波(電磁波)を受信している。これによって歩行に杖が必要である以外は問題なく日常生活を送れる程度まで回復している。普段は必要最低限の言語と演算補助、紫外線の反射が出来る「通常モード」、スイッチを切り替えることで以前と同様に能力行使が可能になる「能力使用モード」とで使い分けているが、本人曰く「元の半分あるか分っかンねェ」との事。 バッテリーの関係上、通常モードだけであれば駆動時間は約48時間。能力使用モードは僅か15分と大幅に制限がある。この駆動時間の差については、電極は本来医療機器としての使用が最優先であり、能力の使用となると膨大な量の情報量を短時間で処理しなければならず、リアルタイムでミサカネットワークとデータの送受信をするからである。 「グループ」に所属した際、技術部にデバイスの改良措置を受け、能力使用モードでの時間制限は30分に延長される(日常生活での使用時間も延長されているのかは不明)。しかし同時に細工もされ、遠隔操作で能力使用モード移行不可にされたり代理演算そのものを遮断することのできる機能を追加されたりと完全に上層部の支配下に置かれる。だが、一方通行は設計図を入手して独自にデバイスの仕組みを解析し、遠隔操作用の特定の電波のみを妨害するジャミング装置を自身の杖に搭載することで対処する。
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