マークの意味と使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/01 23:10 UTC 版)
少子化対策として子育て支援に積極的に取り組む企業などへの認定マークを決め、そのマークの愛称を「くるみん」と呼んでいる。認定を受けた企業が広告等で用い、子育て支援等の取り組みを行っていることをアピールできるマーク。厚労省は、学生や求職者に対し、企業研究の指標の一つとして活用を促している。 「くるみん」は包む(くるむ)を表し、赤ちゃんを優しく、暖かく「おくるみ」で包むことを表したもので一般公募から新潟県と神奈川県の二名の者が名付けて選ばれた愛称である。マークは赤ちゃんが優しく包まれる事を表すとともに企業とその職場ぐるみの少子化問題や子育てに取り組む事も表している。 このマークを使用している企業は子育てに十分な対応策を採っているもので、確かな家族計画を持つ家庭や子育てに悩む家族などからその企業に勤務をしたいと望む人が増えると考えられ、企業側と子育てを含む消費者側の双方にとって利点とされる。また環境問題とともに日本の深刻な少子化問題に積極的に取り組む企業であることも表している。 マークを使用できるもの商品やその広告や広報(印刷物やインターネットなどによる)に付加、添付が出来る。 サービス業の役務の広告や役務上の制服や器具、車、作業場などにも使用できる。 雇用者の募集広告や募集などの案内文書紙面 企業の公式文書や通信に関るものなど。 企業等に雇用される従業員のモラールの向上 2008年(平成20年)、埼玉県において「くるみん」認定企業は埼玉りそな銀行を含め3社だけであったが、2016年(平成28年)10月現在、70社まで増加した。
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