マブヤープロジェクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 07:00 UTC 版)
「琉神マブヤー」の記事における「マブヤープロジェクト」の解説
沖縄県の観光土産業者である南西産業が、ご当地キティのような女の子向けの土産物があるにもかかわらず、男の子向けの土産物があまりない点に着目し、当初「美ら海戦隊ウチナーンジャー」というキャラクターを考案したが「○○戦隊」や「○○ジャー」という表記が商標権に触れるといった問題があったことから「どこからも文句がつかない沖縄のキャラクターが必要」として企画されたキャラクターが「琉神マブヤー」である。企画には秋田県で大ヒットしたローカルヒーロー「超神ネイガー」のスタッフも参画し「琉神マブヤー」をはじめ「ハブデービル」などのキャラクターを誕生させた。また、商品化だけではなく、実体化しイベントのプロジェクトも進められた。ショーの企画には沖縄のコメディアン玉城満や作家の仲村清司、岩次郎役の新垣正弘も参加している。テレビ番組では単なるローカルヒーローの話だけではなく、子供たちに沖縄の言葉や文化、歴史を伝えていく試みも盛り込まれている。番組プロデューサーの古谷野裕一によると「わからない単語が出てくれば、親が教えてあげる。また、最近のお母さんの中にはその方言そのものもわからないかもしれないので、そのときにおじいさん、おばあさんに聞くなど、家族間での沖縄文化の一端を語り合うコミュニケーションの場ができれば理想」として台詞の中に出てくるウチナーグチには、あえて解説はつけていないという。その一方で公式Webサイトには「用語解説」として番組内でよく使われるウチナーグチの解説コーナーが開設されている。2008年10月現在、マブヤープロジェクトには、ロイヤリティ契約企業13社、協力企業14社、参画企業12社が参加している。 2012年2月12日放送の『夢の扉+』にて、発起人である畠中敏成・南西産業代表取締役が特集された。
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