ポッキンキンめいさくわーるど
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 09:59 UTC 版)
「とんねるずのみなさんのおかげですのコーナー一覧」の記事における「ポッキンキンめいさくわーるど」の解説
「ポンキッキめいさくわーるど」(当時のポンキッキの一コーナー)のパロディ。いろいろなおとぎ話をおねえさんが朗読し、とんねるずやゲスト等が物語の登場人物を演じるが、その内容は原作とかけ離れたものが多い。 ■登場作品 「浦島太郎」…カメ(木梨)をボコボコにする子供たち(劇団ひまわりの団員)を浦島(石橋)が仲裁しようとするが、カメに鼓舞された子供たちに逆襲される。20年後、老人になりながらも大人になった子供たちを何とか追い払った浦島はカメの上に乗って竜宮城へ向かおうとするが、カメは老衰で死亡してしまう。 「裸の王様」…王様(石橋)は女性達に自分の裸を見せて喜んでいたが、女性に扮していた木梨に見せた所「小っちゃいの!」と言われてショックを受けてしまう。 「王様の耳はロバの耳」…正直者の床屋(木梨)は王様(石橋)の耳がロバである事を知ってしまい、王様から「この事を誰にも言うな」と忠告を受ける。どうしてもこの事を人へ言いたい床屋は欲求を抑えるべく森の奥でビニール袋の中に向かって「王様の耳はロバの耳!」と連呼していたが、突如現れた兵士からシンナーを吸っていると勘違いされて逮捕されてしまう。 「シンデレラ」…シンデレラ(木梨)を見かねた魔法使い(石橋)が魔法でシンデレラを助けるが、いざ魔法をかけるとカボチャがラッコ男、ハツカネズミがカルガモ男に変わる(その後大道具さんが元に戻した)。シンデレラは無事舞踏会へ行けたものの、12時の鐘が鳴った途端王子(石橋)がキング・ジョッカー男に、他の50人(倉田プロモーションの若手メンバー)がコアラ男からバレーボール女までのジョッカーの怪人に変わる。シンデレラが「みんな仮面ノリダー1号が倒したでしょ!?」といってもキング・ジョッカー男は「倉田プロの若手に協力してもらったんだぞ!」と言って聞かず、シンデレラをノックアウトしてしまう。 「ロミオとジュリエット」…故郷を恋しがるロミオ(石橋)をロレンス修道士(小林昭二)が「何を言ってるんだ。(中略)そのうちには、春が来るぞ」と励ます。そして翌年の春モンタギュー家とキャピュレット家は「何かの利益問題」から対立し始める。ロミオがロレンス修道士にジュリエット(木梨)への愛の気持ちを伝えた日の夜、ロミオの元に警察がやってきてロミオは何故かオートレースの八百長をしたとして「小型自動車競走法」で逮捕された挙句に国外追放となり、後に死亡してしまう。その後、ロミオの遺体を見たジュリエットは殉死しようとするが、短剣を取り出した時に突如ファンファン大佐(岡田眞澄)の指揮のもとジョッカーのみなさん(倉田プロモーションの若手メンバー)が登場。ジュリエットはジョッカーと戦っている最中にファンファン大佐を刺してしまい、刑務所送りとなる。それからしばらくしてジュリエットの前に占い師(AD・小松伸一)が登場、ジュリエットが「モンタギュー家とキャピュレット家のいがみ合いはどうなった?」と聞くと占い師は「モンタギュー家は取り潰されいさかいはなくなった」と告げる。その夜、ジュリエットはロミオの夢を見る。そしてその年の秋、釈放されたジュリエットは南のほうに暇をもらって帰った。全作品中、最長の作品である。
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