ホームの変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 03:57 UTC 版)
新北ビルの建設用地を捻出するため、ホームの削減工事が行われた。削減に伴い、7面13線から6面11線となっている。ホーム数削減工事は、2004年5月16日に福知山線方面への快速列車・特急列車の発車や北陸方面からの特急列車が到着していた旧1・2番のりば(現在の3・4番のりば)の使用を停止し、同ホームの工事が行われた。2005年2月27日から同ホームは3・4番のりばに改められると同時に、「環状内回りのりば」「環状外回りのりば」と割り振られていた大阪環状線のホームは1・2番のりばに変更された。その後も順次、各ホームごとに11番のりばまで工事が行われ、一時は5面10線まで縮小された。また、2010年10月12日に6番のりばと旧7番のりばの間にあった旧中線跡を利用してホームが拡張され、末端部分にあった留置用の中線も撤去されている。 このホーム数の削減に合わせてホームの改修工事が行われた。主な工事内容は次の通り。 御堂筋口の中2階通路の撤去 エスカレーターの新設 階段の改良 ホーム上屋の改良 床の張替え(タイルへの変更) 橋上駅舎新設の準備工事 のりば表記と各ホームの切替日環状線ホーム1号ホーム2号ホーム3号ホーム4号ホーム5号ホーム6号ホーム改良工事前内回り西九条・新今宮・天王寺方面外回り京橋・鶴橋方面 1・2JR宝塚線・山陰方面特急 3・4JR神戸線 三ノ宮・姫路方面 5・6JR神戸線 三ノ宮・姫路方面JR宝塚線 普通 7・8JR京都線 新大阪・高槻・京都方面 9・10JR京都線 新大阪・高槻・京都方面 11北陸方面特急 2004年5月16日使用停止 3・4JR宝塚線・山陰方面特急JR神戸線 三ノ宮・姫路方面 2005年2月27日1西九条・新今宮・天王寺方面2京橋・鶴橋方面 3・4JR宝塚線・山陰方面特急JR神戸線 三ノ宮・姫路方面 使用停止 2005年10月16日5・6JR神戸線 三ノ宮・姫路方面JR宝塚線 普通 使用停止 2006年7月30日7・8JR京都線 新大阪・高槻・京都方面 使用停止 2007年4月8日9・10JR京都線 新大阪・高槻・京都方面北陸方面特急 使用停止 廃止 2009年12月20日9・10JR京都線 新大阪・高槻・京都方面 11北陸方面特急 旧11番のりばのうち西側の約100mほどは立体駐車場への連絡通路へと転用されたが、ホーム時代の屋根等がほぼ廃止時のままの形で再利用されており往年の面影を残している。またホームの改良工事に合わせて、3・4番のりばとホーム前後のポイント改良工事により速度制限が緩和され (30→60km/h)、同様に10番のりばの神戸側は50km制限へ、9・11番のりばの神戸側も60km/h制限へと緩和された。平日ラッシュ時はJR神戸線の新快速とJR宝塚線の当駅始発の列車(特急・快速)が同じホームに停車するため、この時間帯の北陸方面からの「サンダーバード」は比較的余裕のある5番のりばに到着することが多くなる。
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