ドラえもんのひみつ道具 (へ)
ヘソリンスタンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/27 08:36 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (へ)」の記事における「ヘソリンスタンド」の解説
ヘソリンスタンドは、「ヘソリンガスでしあわせに」(てんとう虫コミックス25巻に収録)に登場する。 外見はガソリンスタンドの給油機に似ており「ヘソリンガス」と呼ばれるガスをへそに注入する機械であるが、下記の1のガスを指している事が多い。 テレビアニメ第2作第2期では、類似品であるウキウキ輪が登場した。 原作では以下の2種類のヘソリンガスが登場した。 最初から入っていたガスこのガスが注入されると肉体や精神の痛みを感じなくなる。どんな怪我をしても痛みをまったく感じず、また精神的に不快なことも平気になるため、常に楽天的で幸福感に浸ることができる。たとえばのび太なら、玉子や先生に叱られたり、しずかと出木杉が仲良くしている場面に出くわしたり、ジャイアンとスネ夫にいじめられてもまったく平気になる。 ただし、あくまで痛みをなくすだけの強力な麻酔薬のようなものであり、怪我をしなくなるわけではないので危険なことをすると命にかかわる(作中でのび太は車にはねられ、顔は平然としていたが体はボロボロになっていた)。また精神的苦痛がないために罪悪感もなくなるため、効果持続時は犯罪行為などを平気でするようになる。ガスの効き目は30分のみ有効で、効果が続いているうちはなんともないが、効果が切れた途端に痛み・罪悪感などの元の感情が元に戻る上に、使用時は幸福感を感じているため一度はまると依存性を持つ。言ってしまえば麻薬のような危険な側面を持つ。 後に補充したガス神経を過敏にするガスであり、こちらを注入すると雨に当たっただけで激痛を感じる。
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