ヘキル&スナイド派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 00:35 UTC 版)
「パワーレンジャー・ダイノチャージ」の記事における「ヘキル&スナイド派」の解説
スレッジの死後、行き場を失ったスレッジ一味の残党や賞金首をヘキルが半ば脅迫めいた方法で纏めた一派。スレッジと同じくエナジェムの力で銀河を支配しようとしているが、エナジェムの入手以外には感心の無かったスレッジと異なり、目的を果たした後は地球の壊滅を目論んでいる。 ヘキル いくつもの銀河を壊滅に追い込んだ危険な賞金首の宇宙人。 スレッジの船に捕らえられた賞金首の中でも、特に厳重に隔離されていた。 一見、地球人の若い青年のような姿だが、手から強力なエネルギー波を放出する能力を持つ。また、愛用のゴーグルを常に身に付けている。 スレッジ以外の幹部すら恐れるほどの力を持つが、表にこそ出さないもののスレッジの実力は脅威に考えており、彼と対峙した際は愚痴を零している。 スナイドと呼ばれる別人格を持つが、ヘキル自身は策謀を好むため、何事も力ずくで推し進めようとする彼とは足並みが揃っていない。 第2シーズンからスレッジに取って代わって一味のボスとなったが、恐怖支配を行なっているために一味のメンバーからは敬遠されていて、そのチームワークもバラつきが目立つ。 正体はかつてダークエナジェムが隠された惑星「センタイ・6」の住人。遥か昔、アルカノン襲撃の際に誤ってダークエナジェムに触れた影響で記憶を失っていた。 アルカノン一味に捕らわれた後に記憶を取り戻し、仇敵であるアルカノンに激しい憎悪を抱き、彼の側に着いたスナイド諸共報復することを宣言する。 スレッジの帰還直後、隙を見て脱走する。記憶を取り戻したことでエナジェムへの執着を無くしており、己の目的のためにレンジャーを陰ながら助力するようになる。原典に該当する存在がいない顔出しの俳優が演じる悪役である。演じているライアン・カーターはインタビューにおいて、キャラクター像は『特命戦隊ゴーバスターズ』のエンターを意識したのではないかと答えている。なお、国外のみのアプリゲーム『Power Rangers Legacy Wars』ではダークレンジャー(デスリュウジャー)という悪のレンジャーに変身している。 スナイド(ネオガイルトン) 第1シーズン最終話において、墜落したスレッジの戦艦から現れたエイリアン。スレッジの敗北に乗じ、自らが表舞台に出ることを宣言する。 ヘキルとは肉体を共有している別人格同士であり、普段は懐中時計のような機器を通して会話している。 ヘキル以上の戦闘力を持つが、それに反して思慮が浅い。何事も力押しな姿勢から、策謀を好むヘキルとは足並みが揃わず常に対立している。 その正体はヘキルがダークエナジェムに触れた影響で誕生した別人格。 アルカノンのことは嫌っているが、ヘキルとの分離を引き換えに協力することを提案し、レンジャーがドゥームウィングに使用した分離装置を用いてヘキルとの分離に成功する。 だが、密かにポイサンドラたちに共闘を持ちかけており、スレッジの復帰直後に「俺は2つの顔を持っているんだぜ」とジョーク交じりで語りながらアルカノン一味を粛清した。 その姿は『パワーレンジャー・ダイノサンダー』に登場したゼルトラックスに酷似している。 剣を主要な武器としている。
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