ブラック・ビューティー・シスターズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 22:22 UTC 版)
「ぴちぴちピッチの登場人物」の記事における「ブラック・ビューティー・シスターズ」の解説
ガクトに仕える水妖の姉妹。マーメイドプリンセスの専売特許であった「歌」を武器とする敵として登場する。姉妹共通の能力として瞬間移動と飛行能力を持つ。アニメ版では力を合わせて竜巻や大津波を起こすことも可能。 第1期では終盤にガイトを裏切って真珠を持ち出したために、ガイトの怒りを買ってしまい、本来の姿に戻されるが、第2期でミケルの力によって復活する。アニメ版第2期ではこれを機に額にオレンジ色の小さな石がつけられ、水妖を作り出す能力を持ち、第1期と比べて性格がコミカルになっている。本来の姿はオニアンコウ。 最後はミケルに取り込まれるが、原作とアニメ版では経緯が異なる。原作では2人でマーメイドの変身を目撃し、その秘密をフクちゃんに問われるが、光の珠をねだって挑発したことでミケルの怒りに触れる。アニメ版では、ミミがシェシェと喧嘩になり家出をした際、るちあたちと友達になったことで、ミミが徐々に戦闘に支障をきたしていったことが原因である。詳しくはミミの項を参照。 第1期の持ち歌は「黒の協奏曲〜concerto〜」。49話では奪った真珠をはめ込んでマイクが光る仕様となり、背景も普段より鮮やかな赤色になる。この回のみ、シェシェとミミが顔を近付けるカットにミミの頬の赤みがない。 第2期の持ち歌は「闇のBAROQUE―バロック―」。第23話の「黒の協奏曲〜concerto〜」と交互に歌う場面では新たなバンクが追加。第27話ではミミがソロを披露する。 シェシェ 声 - 土屋実紀 髪はオレンジ色のロング、後頭部で1つに縛っている。尻尾の先端がマイクになっている。 アニメ版では、第2期第27話にて、喧嘩して出て行ったミミを心配したり、その回で光の珠をミミを癒すために使うなど、姉妹愛が強調されている。 第2期第33話にてミケルに吸収されることになったとき、フクちゃんに捨て駒であることを告げられたのと、自身が犠牲になってまで彼女をかばおうとしたミミの姿を見て、反逆を決意する。ミミとともに最後の力で歯向かうも、敵うはずもなく2人とも吸収される。 最終回ではダーク・ラヴァーズ共々復活する。 ミミ 声 - 下屋則子 髪は水色のショート。シェシェと同じく尻尾の先端がマイクになっている。 アニメ版では「ホントだよね」が口癖。時折マゾヒストの気があるとおぼしき発言をする。 第2期第27話では、シェシェとの喧嘩をきっかけに人間の姿「マリー」としてるちあたちと友達になる。その後、1人でるちあたちに体が限界になるまで挑む。このときは、結局シェシェに助けられるが、シェシェも光の珠を自分を癒すために使ったことで、これをきっかけに姉妹の絆をさらに強くする。 しかし、続く第33話にて、るちあがマーメイドプリンセスのペットであるヒッポと一緒にいるのを目撃したことで、るちあたちが実はマーメイドプリンセスなのではないかと戸惑いはじめる。そして作戦で海を干上がらせたときに変身が解け、ついにマーメイドプリンセスがるちあたちであることを確信し、戦意喪失して逃げ出す。 その後、フクちゃんに捨て駒であることを告げられミケルに吸収されることになったとき、自分の心の揺らぎによる失態を告白し、「罰を与えるなら自分だけに」と自己犠牲の覚悟でシェシェをかばおうとする。だが、シェシェの言葉もあり、最後の力でミケルに反逆するも、敵うはずもなく吸収される。 こちらも最終回にて復活する。
※この「ブラック・ビューティー・シスターズ」の解説は、「ぴちぴちピッチの登場人物」の解説の一部です。
「ブラック・ビューティー・シスターズ」を含む「ぴちぴちピッチの登場人物」の記事については、「ぴちぴちピッチの登場人物」の概要を参照ください。
- ブラック・ビューティー・シスターズのページへのリンク