ブラウン・エール
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ブラウン・エールは、黒っぽい麦芽や茶色の麦芽から造られるビールのスタイルの一つである[1]。 用語としての「ブラウン・エール」(英:brown beer)は、マイルド・エールと同様に1600年代後半のロンドンのブルワリーによって使われはじめた[2]。2000年代前半では、ブラウン・エールは様々な地域、特にイングランドや北アメリカ、ベルギーで造られている。ベルギーで造られるものはオード・ブラインと呼ばれる。本項目はロンドン由来のブラウン・エールについて記述する。
- 1 ブラウン・エールとは
- 2 ブラウン・エールの概要
ブラウン・エール
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「エール (ビール)」の記事における「ブラウン・エール」の解説
詳細は「ブラウン・エール」を参照 ブラウン・エールは色の濃い大麦麦芽を使用する。イギリスのマイルド・エールとベルギーのオード・ブラインが例である。ホップが軽く、かなり口当たりのよい風味であり、ナッツの味がすることが多い。イングランド南部では、濃い茶色でアルコール度数は 3〜3.5% であり非常に甘い。北部では赤茶色で 4.5〜5% で甘みが少ない。イギリスのブラウン・エールは1900年代はじめに現れ、マンズ・ブラウンエールとニューキャッスル・ブラウンエールが最も知られている。1980年代前半に北アメリカの地ビールで、このスタイルが人気となった。ピーツ・ウィキッド・エール (en:Pete's Wicked Ale) が例であり、イングランドのオリジナルと同様だがかなりホップが効いている(ピーツ・ウィキッド・エールは2000-2001年醸造シーズンにホップの減量、チョコレート・モルト不使用、およびカラメル・モルトの増量という製法変更を行ったため、それ以前とはかなり異なる味わいとなっている)。
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