フル‐コース【full course】
フルコース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/30 01:45 UTC 版)
フルコース(英: full course)とは、西洋料理の正餐で供される一連の料理[1]。順番は以下の通りとなる[2]。
なお、前菜やソルベを省いたり、肉料理を一種にする場合もある[2]。
現代のフランス料理などでは、料理が一品ごと順序立てて供される。これは元々フランスで行われていたものであったが一時期絶え、後に帝政ロシアの政治家・外交官のアレクサンドル・クラーキンが温かい料理を徐々に出して行くロシア式サービス(時間差フルコース)を紹介したことで改めて行われるようになったとされる[4]。
「フルコース」という語は比喩として西洋料理以外にも使われたり(例:松茸のフルコース)、さらには料理以外のジャンルでも使われることがある(例:筋力トレーニングのフルコース)[1]。
脚注
- ^ a b 小学館国語辞典編集部 編『日本国語大辞典』 第11巻(第2版)、小学館、2001年、p.1076頁。
- ^ a b 全国調理師養成施設協会(編) 編『調理用語辞典』全国調理師養成施設協会、1986年、p.925頁。ISBN 978-4924737358。
- ^ 全国調理師養成施設協会(編) 編『調理用語辞典』全国調理師養成施設協会、1986年、p.604頁。 ISBN 978-4924737358。
- ^ 玉村豊男『食卓は学校である』(集英社新書 2010年)p.38によれば、アラビア人が始めたという。8世紀から9世紀にかけて絶頂をきわめた彼らの王朝社会にて、ある趣味のよい宮廷音楽家の提案から、できたてのおいしい料理を順番に運んでくるフルコースに変えたという。日本でも江戸時代には類似の供し方が行われていた。
フルコース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 21:26 UTC 版)
「とある科学の一方通行」の記事における「フルコース」の解説
統括理事会の亡本の命令を受けて行動する暗部組織。スクナビコナ製薬を利用してネクターを製造できる暴走能力者を集め、体内に特殊な採取装置を埋め込むことで回収、エスコフィエ号に招いた客に振る舞っている。また、食材として提供するために、CITESを違反して生物の密輸も行っている。
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