フォーマット概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 14:34 UTC 版)
記録方式:ヘリカルスキャン方式 記録ヘッド数:2 (標準), 4 (小型) ヘッドドラム径:40mm (巻きつけ角190°), 26.7mm (巻きつけ角292°) ヘッドドラム回転数:約30Hz (正確には NTSCに準じ 29.97fpsに対応する 29.97Hz) (約1800rpm) テープ幅:8mm テープ送り速度:14.345mm/s 記録トラック幅:20.5μm (SP) 信号方式:映像映像信号:周波数変調 (FM)8mm:シンクチップ:4.2MHz/白ピーク:5.4MHz Hi8:シンクチップ:5.7MHz/白ピーク:7.7MHz 音声音声信号1:2チャンネルAFM記録映像信号に重畳。発売当初はモノラルだったが、のちにステレオ化された。ステレオ化に際しては、従来のモノラル機と互換性を取るため、従来のAFM信号(L+R、1.5MHz)の上位周波数(1.7MHz)にL-Rの信号を加えたものになっている。 音声信号2(オプショナル):2チャンネルPCMデジタル記録(ビデオトラック端部に時間軸圧縮記録)、サンプリング周波数31.5kHz、非直線8ビット量子化AFMがステレオ化したことにより、民生用のビデオカメラではほとんど使用されていない。DAT並みの音声とした16ビット規格も発表されたが、結局対応製品は発売されなかった。 映像と別トラックのため、アフレコによる差し替えが可能。業務用機では音声トラックを残して映像を差し替える機能もあった。 AFMステレオで必要十分だったため、音声用固定ヘッドは民生用では使用されていない。 カムコーダでの使用が前提だったことから、つなぎ撮りがきれいに行なえるFEヘッドの採用が必須とされたため、固定消去ヘッドは全ての機種で使用されていない。
※この「フォーマット概要」の解説は、「8ミリビデオ」の解説の一部です。
「フォーマット概要」を含む「8ミリビデオ」の記事については、「8ミリビデオ」の概要を参照ください。
- フォーマット概要のページへのリンク