フォーマット策定の順序
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 09:06 UTC 版)
「Blu-ray Disc」の記事における「フォーマット策定の順序」の解説
DVDでは読み出し専用規格(ROM型)を先に策定したために、書き込み型フォーマットの策定では規格が乱立してしまった。また、CDやDVDでは初期の再生専用ドライブでは書き換えメディアは反射率が低いため、読み込めないという問題があった。これらの反省からBDでは書き換えメディアフォーマットを先に策定して、共通の仕様にて読み出し専用メディアにも対応する方向で開発を進めた。したがってBDでは反射率の問題が発生しない。また、現行メディアとの併用も考慮し、波長や基板厚の異なるCD/DVD/BDに1つの光ヘッドで対応するための、いわゆるユニバーサルプレーヤー向けの技術開発も当初の段階から行われた。
※この「フォーマット策定の順序」の解説は、「Blu-ray Disc」の解説の一部です。
「フォーマット策定の順序」を含む「Blu-ray Disc」の記事については、「Blu-ray Disc」の概要を参照ください。
- フォーマット策定の順序のページへのリンク