ユニバーサルプレーヤーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 情報 > コンピュータ > プレーヤー > ユニバーサルプレーヤーの意味・解説 

ユニバーサルプレーヤー

DVDビデオ、オーディオの両DVDソフトが再生できるプレーヤーのこと。しかしその言葉の意味からすると、SACDも含めて、すべての直径12cmディスクのソフトが再生できるプレーヤーという方が正確である。

(執筆:オーディオビジュアル評論家 藤原陽祐)
※この情報は「1999~2002年」に執筆されたものです。


ユニバーサルプレーヤー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/22 21:04 UTC 版)

ユニバーサルプレーヤーは、複数の種類のメディアを再生することができる音響機器。特に、CDSACDDVDBDなど複数規格の光ディスクに対応した汎用プレーヤー(ドライブ)を指す[1]

概要

一般に、AV用の光ディスクメディアのうち、主に複数の種類の直径12cm(或いは8cm)のディスクを再生する機能を有する汎用プレーヤーに対する呼称として用いられる。中でも、少なくともDVD-AudioSACDの両方を再生することができるプレーヤーに対して用いられることが多い。

CD/DVD-Video/DVD-Audio/SACD/BDなどは、同じ直径12cmの光ディスクでありながら、再生規格にそれぞれ差異がある。そのため、複数の種類のディスクを再生する場合、原則として異なる種類の再生機器が必要となり、金額面や設置場所、或いはアンプの接続端子の不足といった問題が生じる。また特定のプレーヤーの音質や機能が他方のプレーヤーに存在しないため、再生された画像や音声の品質或いは操作方法が均質にならず、利用者の利便性等が損なわれるという問題も生じる。これらの点を解決するために、複数の種類のディスクを再生する機能を有するプレーヤーが研究/開発される様になった。

用法

もともとの英語の"universal player"は「普遍的なプレイヤー」という意味で、複数のフォーマットのメディアを再生するプレーヤ一般を指して用いられる。QuickTime PlayerRealPlayerWindows Media Playerも"universal player"である。光ディスクの汎用プレーヤーという限定的な意味で用いるのは日本独特の用法である。

2007年にはBlu-ray DiscHD DVDなどの青色レーザー用ディスクメディアに対応したプレーヤーも発表されており、これもユニバーサルプレーヤーと呼ばれている。

用例

自社のウェブサイトやカタログ、ニュースリリース等の記述内で当該製品をユニバーサルプレーヤーと呼称しているメーカーは以下の通り(50音順。ユニバーサル・プレーヤー/ユニバーサル DVD PLAYER と記述されている場合もある)。

メーカー 当該製品
オンキヨー DV-SP504, DPS-6.7, RDV-1.1, DV-SP205FX
サイテック DVP-750DX
デノン DVD-A1XVA
マランツ DV9600, DV7001, DV6001, DV-12S1, DV-12S2
ヤマハ DVD-S2700, DVD-S1700
ラックスマン DU-80, DU-7i

※また、ユニバーサルプレーヤーとしてはオンキヨー&パイオニアパイオニアブランド)、およびソニーの場合、ユニバーサルプレーヤーと呼称せず、単に「DVDオーディオ/ビデオ・SACDプレーヤー」、または「ブルーレイ・DVDオーディオ/ビデオ・SACDプレーヤー」、「ブルーレイ・DVDビデオ・SACDプレーヤー」、「Ultra HD ブルーレイ/DVDプレーヤー」などと呼称している。

脚注

出典

関連項目




ユニバーサルプレーヤーと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ユニバーサルプレーヤー」の関連用語

ユニバーサルプレーヤーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ユニバーサルプレーヤーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
HiVi WEBHiVi WEB
(C)2025 STEREO SOUND Publishing Inc.
AV製品に関する用語辞典
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのユニバーサルプレーヤー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS