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フィチーノ【Marsilio Ficino】


フィチーノ 【Ficino】


フィチーノ

名前 Ficino

マルシリオ・フィチーノ

(フィチーノ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/02 13:40 UTC 版)

マルシリオ・フィチーノMarsilio Ficino 1433年10月19日 - 1499年10月1日)は、イタリアルネサンス期の人文主義者哲学者神学者。メディチ家の保護を受け、プラトンなどギリシア語文献の著作をラテン語に翻訳した。プラトン・アカデミーの中心人物。近年はルネサンスの芸術思想をはじめ、魔術思想、神秘思想の面など多方面で注目される思想家となった。


  1. ^ a b c d e f g h 野田又夫 『ルネサンスの思想家たち』岩波新書、1963年、49頁。 
  2. ^ a b 森田義之 『メディチ家』講談社現代新書、1999年3月、110頁。 
  3. ^ a b c 森毅 『魔術から数学へ』講談社学術文庫、1991年11月、107頁。 
  4. ^ a b c d e f g ジェイコブ・ソール 『帳簿の世界史』村井章子訳、文藝春秋、2015年4月。 
  5. ^ シャステル 『ルネサンス精神の深層』平凡社、1989年、8頁。 
  6. ^ 野田又夫 『ルネサンスの思想家たち』岩波新書、1963年9月、49頁。 
  7. ^ クリストフ・ポンセ 『ボッティチェリ《プリマヴェラ》の謎 ルネサンスの芸術と知のコスモス、そしてタロット』勁草書房、2016年、120頁。ISBN 978-4-326-80057-5 
  8. ^ a b c 会田雄次 『新書西洋史④ ルネサンス』講談社現代新書、1973年6月。 
  9. ^ a b c d e f Alfred W.Crosby 『数量化革命』小沢千重子訳、紀伊国屋書店、2003年11月。 


「マルシリオ・フィチーノ」の続きの解説一覧

フィチーノ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/05 15:17 UTC 版)

ジオコスモス」の記事における「フィチーノ」の解説

地下世界についての思考へのもうひとつ画期的な人文主義影響は、プラトン主義復活であった古代ギリシア哲学者プラトン対話篇は、宇宙論扱った『ティマイオス』以外はそれまで西欧でほとんど知られていなかった。フィレンツェプラトン主義マルシリオ・フィチーノは、すべてのプラントンの対話篇翻訳した。さらにフィチーノは、伝統的なアリストテレス主義的な自然学根幹プラトン主義的な形而上学置きかえることを意図し種々の注解作品のなかでルネサンス期宇宙論大きな影響与える独自のアイデア展開していった。フィッチーノの影響受けたルネサンス期プラトン主義者たちは、世界という大宇宙(マクロクスモス)と人間という小宇宙ミクロコスモス)の対応という古代からあるアイデア好んで発展させた。また、すべての事物生き成長し消滅していくというライフ・サイクル鉱物界や地下世界認めたことも特筆すべき点である。そこでは、大地宇宙そのもの一種霊魂持って生きている理解された。

※この「フィチーノ」の解説は、「ジオコスモス」の解説の一部です。
「フィチーノ」を含む「ジオコスモス」の記事については、「ジオコスモス」の概要を参照ください。

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