ラテン語:スピリトゥス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/04 02:45 UTC 版)
「霊性 (キリスト教)」の記事における「ラテン語:スピリトゥス」の解説
プネウマはラテン語でスピリトゥス(spiritus)と訳された。スピリトゥスは、空気の動き、呼吸、息、生命の原理、聖なる息、soul(bodyに対する心、精神、魂)、自尊心、誇り、感情、道徳などを意味した。 スピリトゥスは霊、また人格性を有する自己自身を指すアニマとの対比で、非人格的な原理を意味する。ルネサンス時代のエラスムスも『エンキリディオン』8章で、魂が肉を離れて、完全なる霊(スピリトゥス)に近づくことを勧告した。またフィチーノではスピリトゥスを「医者は血液の気化したものと定義している」といっていた。
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