ラテン語のロータシズム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 00:01 UTC 版)
「ロータシズム」の記事における「ラテン語のロータシズム」の解説
ラテン語では、後述の例外に当てはまらない母音にはさまれた/s/は/z/を経由して一律、/r/に変化した。ラテン語においてロータシズムが起こらない母音にはさまれた/s/は以下のような条件に当てはまったもののみである。 /s/の次に現れる子音が/r/である場合。(例: Caesar) 単語が借用語である場合。(例: rosa〈 エトルリア語から〉) /s/が合成語の後半要素の語頭である場合。(例: nisi←ne+si) 長母音、二重母音の後の/s/で、かつては重子音[ss]だったと推定される場合。(例: causa〈実際に caussa という綴りの例がある〉)
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