ファイバーレーザー

デジタル大辞泉

ファイバー‐レーザー【fiber laser】

読み方：ふぁいばーれーざー

光ファイバー自体に増幅媒体となる添加物を加えた固体レーザー。エルビウム・ネオジム・イッテルビウムなどの希土類元素がコアに添加される。増幅効率が高く、高出力化が容易。レーザー加工機などで利用される。

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ファイバーレーザー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/11/11 01:14 UTC 版)

ファイバーレーザー（アメリカ英語: Fiber laser、イギリス英語: Fibre laser）は、希土類元素を添加した光ファイバーをレーザー媒質として利用する形式のレーザーをいう。

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ファイバーレーザー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/09 07:23 UTC 版)

「レーザー」の記事における「ファイバーレーザー」の解説

希土類を添加して利得を広帯域化させたファイバーをレーザー媒質として用いる。安価でコンパクト・高出力。超短パルスを作成するには性能が制限されるが、レーザー加工によく用いられる。また、光通信用途としても利用される。

ファイバーレーザー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/17 09:08 UTC 版)

「固体レーザー」の記事における「ファイバーレーザー」の解説

ゲイン媒質が希土類元素を添加した光ファイバー（ガラス）であることから、広義の固体レーザに含まれる。単位体積あたりの表面積が大きく、平均出力を上げやすい。一方でパルス発振においては、ファイバー導波中に非線形光学効果が起こりパルス形状変化や波長変換、ブリルアン散乱による戻り光などの問題が発生する。現在これを克服するためにフォトニック結晶によるラージモードエリアファイバなどの新技術が研究されている。