半導体レーザ励起固体レーザー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 09:08 UTC 版)
「固体レーザー」の記事における「半導体レーザ励起固体レーザー」の解説
半導体レーザ励起固体レーザは、ランプ励起に比べ発熱量が小さくビーム品質も良好である。しかし励起光学系が複雑で、ランプ励起よりも高コストになりやすい特徴がある。近年はレーザ加工機では、固体レーザ(YAGレーザ)からファイバーレーザーに主流が移り変わりつつある。しかしCW(連続波)平均出力ではファイバーレーザーに凌駕されつつあるものの、パルス発振においてはファイバーレーザに勝る点も多い。特にピーク強度、パルスエネルギーは依然として固体レーザが有利である。 放熱効率を向上させるために、ゲイン媒質を薄いディスク形状にして放熱器に貼り付けたthin disk laserもある。
※この「半導体レーザ励起固体レーザー」の解説は、「固体レーザー」の解説の一部です。
「半導体レーザ励起固体レーザー」を含む「固体レーザー」の記事については、「固体レーザー」の概要を参照ください。
- 半導体レーザ励起固体レーザーのページへのリンク