ファイナルファンタジーI・IIアドバンスとは? わかりやすく解説

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ファイナルファンタジーI・II

(ファイナルファンタジーI・IIアドバンス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/28 22:55 UTC 版)

ファイナルファンタジーシリーズ > ファイナルファンタジーI・II
ファイナルファンタジーI・II
FINAL FANTASY I・II
ジャンル コンピュータRPG
対応機種 ファミリーコンピュータ(FC)
ゲームボーイアドバンス(GBA)
Wii Uバーチャルコンソール(VC)
開発元 FC:スクウェア
GBA、VC:スクウェア・エニックス
発売元 FC:スクウェア
GBA、VC:スクウェア・エニックス
シリーズ ファイナルファンタジーシリーズ
人数 1人
メディア FC、GBA:ロムカセット
発売日 FC:1994年2月27日
GBA:2004年7月29日
Wii U・VC:2016年1月6日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
その他 GBA版は『ファイナルファンタジーI・II アドバンス』
VC版はGBA版を配信
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ファイナルファンタジーI・II』(ファイナルファンタジー ワン・ツー、FINAL FANTASY I・II、略称: FFI・IIFF1・2)は、スクウェアおよびスクウェア・エニックスから発売されたカップリング作品。ファイナルファンタジーシリーズ(以下、FFシリーズ)のうち、第1作『ファイナルファンタジー』と第2作『ファイナルファンタジーII』を合わせて1本のゲームソフトとして発売されたものである。

各作品の詳細はそれぞれの項目を参照。この項目では、原作との相違点を記載する。

ファイナルファンタジーI・II

ファミコン版『ファイナルファンタジーI・II』は、ニューファミコンとのタイアップとして1994年2月27日にスクウェアより発売された。スクウェア最後のファミコン用のゲームタイトルであった。

同時期に発売されたスーパーファミコン版『ドラゴンクエストI・II』などとは異なり、単品で発売されたFC版『I』と『II』を1本にまとめただけのものであるため、ほとんど変更は加えられていない。ただし、以下のような違いがある。

  • タイトル画面で『I』と『II』のタイトルロゴから選択し、それぞれのゲームを起動する。2作品のセーブデータは完全に独立して扱われており、相互に干渉することは無い。なお、パッケージおよびタイトル画面に表示されるタイトルロゴ「FINAL FANTASY」のフォントは、『IV』以降のものと同じになっている。
  • パッケージイラストはスーパーファミコン版『IV』や『V』のようなデフォルメキャラクターのイラストになっている。
  • 特典として、ソフトに特製攻略本が同梱されていた。
  • 『I』で、モンスターの「ビホルダー」「デスビホルダー」のグラフィックが変更されている(名称はそのまま)。
  • さらに、NTT出版の攻略本では名前が「イビルアイ」「デスアイ」と記されており、ワンダースワンカラー版以降の『I』でもこのグラフィックと名前に変更されている。
  • 『II』で、原作のオープニングデモでの誤字「ならかった」が「ならかった」に修正されている。ただし説明書に掲載された画像は誤字のまま。

ファイナルファンタジーI・II アドバンス

ゲームボーイアドバンス版『ファイナルファンタジーI・II アドバンス』(ファイナルファンタジー ワン・ツー アドバンス、FINAL FANTASY I・II ADVANCE)は、2004年7月29日にスクウェア・エニックスより発売された。

当初2004年7月15日発売だったが、「改善すべき不具合が見つかった」ため、2週間後に延期された。

これまでにも『I』と『II』は何度かリメイクされていたが、原作のシステムに大きな変更が加えられることは無かったが、GBA版『I・II アドバンス』は、原作から大幅にシステムを改変された。

詳しい相違点は以下を参照。

このGBA版『I・II アドバンス』のシステムは、後に発売されたPlayStation Portable版『I』と『II』にも引き継がれた。

なお、後のアドバンスシリーズにも図鑑やサウンドモードは引き継がれるのだが、『I・II アドバンス』のみサウンドモード出現の条件が少し異なり、両方の作品でクリアしたセーブデータが必要となる。

その他

2002年10月31日には『ファイナルファンタジーI・II プレミアムパッケージ』(Premium Package)として、PlayStation版『I』と『II』を特製化粧箱に同梱した限定版パッケージが発売された。これはPlayStation版の2作品をそのまま同梱したものであり、内容に変更は一切ない。ちなみにPlayStation版『I』と『II』は同ハード最後のファイナルファンタジーシリーズであり[1]日本版ではスクウェア最後のPlayStation用ソフトだった[2]

関連書籍

  • ファミリーコンピュータ版
    • 『ファイナルファンタジーI・II 完全攻略編』 ISBN 4-87188-335-3 / NTT出版、1994年7月
  • ゲームボーイアドバンス版

脚注

  1. ^ 新作としてでは『ファイナルファンタジーIX』。
  2. ^ 発売から半年後の2003年4月1日にスクウェアはエニックス合併をしてスクウェア・エニックスとなった。

外部リンク


ファイナルファンタジーI・II アドバンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 01:43 UTC 版)

ファイナルファンタジーI・II」の記事における「ファイナルファンタジーI・II アドバンス」の解説

ゲームボーイアドバンス版『ファイナルファンタジーI・II アドバンス』(ファイナルファンタジー ワン・ツー アドバンスFINAL FANTASY I・II ADVANCE)は、2004年7月29日スクウェア・エニックスより発売された。 当初2004年7月15日発売だったが、「改善すべき不具合見つかった」ため、2週間後に延期された。 これまでにも『I』と『II』は何度リメイクされていたが、原作システム大きな変更加えられることは無かったが、GBA版I・II アドバンス』は、原作から大幅にシステム改変された。 詳しい相違点は以下を参照ファイナルファンタジー#ゲームボーイアドバンスファイナルファンタジーII#他機種版 このGBA版I・II アドバンス』のシステムは、後に発売されPlayStation Portable版『I』と『II』にも引き継がれた。 なお、後のアドバンスシリーズにも図鑑サウンドモード引き継がれるのだが、『I・II アドバンス』のみサウンドモード出現条件が少し異なり両方作品クリアしたセーブデータが必要となる。

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