ビエンビル郡の現状
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「ビエンビル郡 (ルイジアナ州)」の記事における「ビエンビル郡の現状」の解説
ビエンビル郡は伝統的に民主党の強い地盤である。ただし1964年のバリー・ゴールドウォーターや1972年のリチャード・ニクソンは共和党の大統領候補だったが、支持を与えた。2007年10月20日に行われた包括的予備選挙で、共和党州知事候補でアメリカ合衆国下院議員のボビー・ジンダルに多数票を与えなかった郡が州内に3つのみあったが、ビエンビル郡がその1つだった。2004年の大統領選挙では共和党現職のジョージ・W・ブッシュが接戦を制した。ブッシュは3,612票、50%を獲得し、対する民主党のジョン・ケリーは3,399票、47%だった。2008年の大統領選挙では、共和党のジョン・マケインが民主党のバラク・オバマを187票差で破った。 ルイジアナ州議会では、1948年から1960年まで激しい人種分離主義者で民主党知事候補になったウィリアム・M・レイナッチが、ビエンビル郡と隣のクレイボーン郡を代表する議員だった。 ルイジアナ州議会下院議長を務めたロリス・M・ウィンバリーはアーカディア生まれだった。ウィンバリーは1928年から1940年と1948年から1956年に議員を務めた。議長は1936年から1940年、1950年から1952年、さらに1956年の短期間務めた。その父であるジョセフ・ラッシュ・ウィンバリー1世は州議会銀を1900年から1908年まで務め、その後判事になった。 ビエンビル郡のみを選挙区とした最後の州議会議員はキャスター出身のジョン・レン・レイシーであり、1964年から1968年の1期のみを務め、ビエンビル郡教育委員会には32年間委員を務めた。 ビエンビル郡には様々な教会があるがバプテスト教会が多い。多くは田園部にあり、聖所に隣接して墓地があることが多い。例えばプレザントグローブ・バプテスト教会と墓地は、ルイジアナ州道4号線に近く、リングゴールドの南にある。ルイジアナ州バプテスト教会は、当初サウスカロライナ州からの開拓者が入植したマウントレバノンの町に、マウントレバノン・バプテスト教会として1848年に設立された。アーカディアで最初のバプテスト教会とユナイテッド・メソジスト教会は、この小さな町にしては特に印象的な建築物になっている。
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