パイナップルミントとは? わかりやすく解説

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パイナップルミント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 09:43 UTC 版)

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パイナップルミント
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnolopsida
: シソ目 Lamiales[1]
: シソ科 Lamiaceae[2][1][3]
: ハッカ属 Mentha[2][1]
: マルバハッカ(アップルミント)M.suaveolens[2][1]
変種 : パイナップルミント Menthe suaveolens var.variegata
学名
Mentha suaveolens var.variegata [2][1][3]
英名
Pineapple mint[2][1]

パイナップルミント(英名:Pineapple mint、学名:Menta suaveolens 'Variegata')はシソ科 ハッカ属植物である。

概要

ヨーロッパから西アジアに分布するマルバハッカ(アップルミント)の変種(交雑種)で、卵型のを縁取るように、またはクリーム色の不規則はが入り、細い軟毛が生えている。リンゴまたはパイナップルに似た香りを持つことから、この名がつけられた。日本では7月-9月にかけての先端から穂状花序を出し白から薄い紫色の小さなを多数付ける。他のミント類と交配しやすい。ミント類では斑入りの外観は珍しく、観賞用としても用いられる[1][2][3]

用途

ハーブとして葉をハーブティー菓子ビネガーや魚料理をはじめ料理一般に用いるほか、ポプリ、観賞用としても用いられる[1][2]

栽培

やや湿り気のあるアルカリ性を好む。極度の湿気は嫌うため、適宜刈り取り常に風通しをよくし蒸れを防ぐ。強剪定により脇芽が充実し株が大きくなる。挿し芽で簡単に増やせる。他のミントに比較すると繁殖力は強くはないが、それでも地下茎がよく発達し、雑草も駆逐するほどの繁殖力を持つ。こぼれ種でも増えやすいが、交配しやすい性質を持つため、種子で増やすと性質が変成しやすく香りも少なくなることがある。強い日を浴びると班が消えることがある。いったん消えた班は回復しないが、以降の剪定後に伸びる新芽は再び斑入りとなる[1][3]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i ミントの総合サイト Mint Collections
  2. ^ a b c d e f g Weblio 辞書 パイナップルミント
  3. ^ a b c d ガーデニング花図鑑 - パイナップルミント

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