バクチ列車編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 04:13 UTC 版)
「麻雀放浪記 凌ぎの哲」の記事における「バクチ列車編」の解説
坊や哲は飛び甚(ゲン)が列車から飛び降りて死亡したことを知らされる。三井と名乗る男からバクチ列車の切符を受け取り、その列車に赴こうとする。一方、ドサ健は自身の舎弟であるギン公(『上野編』のギン公とは別人)が拉致されたことを知り、バクチ列車の切符を入手したドサ健は手がかりを探し出す。さらに、バクチ列車の噂を聞いた李億春はドサ健の切符を手に入れようと追い掛け回す。バクチ列車に辿り着いたドサ健は車掌から拉致されたギン公を差し出され、三井の伝言を聞きいれてギン公の敵討ちに臨む。また、李も切符が使えなかった事を逆恨みして車掌を暴行し、服を剥ぎ取り扮してバクチ列車に乗る。途中から参戦してきた坊や哲は李と再会。それを前後してドサ健との不覚の再会と、三井と、かつて全国に名を広めた伝説のバイニン・ブー大九郎と対決することになる。後に謎の男・ダンチも参戦し、勝負は混沌としていき、激しい勝負の最後は坊や哲が勝利したことでブー大九郎は列車から飛び降りる。東京に到着した坊や哲らは警察に連行されそうになるも、刑事だと明かしたダンチの一存によって見逃される。しかし、テラ銭を受け取った李はダンチにバクチ列車の事件の容疑者の1人として連行されてしまう。坊や哲は、ブー大九郎から聞かされた言葉に憂鬱になり、ただ脚を棒にして歩いていく姿を晒していくところで物語の幕は閉じる。
※この「バクチ列車編」の解説は、「麻雀放浪記 凌ぎの哲」の解説の一部です。
「バクチ列車編」を含む「麻雀放浪記 凌ぎの哲」の記事については、「麻雀放浪記 凌ぎの哲」の概要を参照ください。
バクチ列車編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 04:13 UTC 版)
「麻雀放浪記 凌ぎの哲」の記事における「バクチ列車編」の解説
三井(みつい) 出目徳の息子で、ブー大九郎の養子。実父の仇討ちをすべく、大九郎と共に坊や哲・ドサ健らを迎え撃つ。 バクチ列車中盤で、大九郎に利用されていただけに過ぎなかったという真実を知り、戦意喪失となり敗北の末に列車から飛び降りた。 鯰坊 ブー大九郎の配下の1人。鯰髭と坊主頭が特徴。三井と共にバクチ列車に誘導するバイニンたちを手配していたが、ドサ健に敗北して列車から飛び降りて死亡。 ブー大九郎(ブーだいくろう) かつて最強と謳われ全国に名が知れ渡った盲目のバイニン。両目共に糸で縫いつけてある。三井とともに坊や哲・ドサ健をバクチ列車を誘導する。盲目ゆえに、人並みはずれた記憶力に加え、聴覚、触覚、嗅覚に鋭敏であり、それを頼りに他者のイカサマを看破するほどの能力を持つ。さらに、物の出し入れが出来るほどに鍛えられた胃袋を持ち、麻雀牌や含み釘を貯蔵している。 バクチ列車終盤では、体力的な弱点を突かれた末に敗北。小説『牌の魔術師』に登場する人物だが、本作では名前と老人であるという設定しか借り受けていない。 ダンチ バクチ列車に乗車した雀ゴロ。角刈りでサングラス、白いスーツが特徴。「ダンチ」はドサ健がつけたあだ名で、本名は最後まで不明。その正体はバクチ列車による相次ぐ不審死を捜査していた刑事。 小説『牌の魔術師』に登場する「ダンチ」の名前のみとられている。 出目徳(でめとく) 東京最強のバイニン。本作品中では回想として僅かに登場するのみである。 三井の実父で坊や哲にバイニンの技を教えた。原作同様、九蓮宝燈を自摸あがり事切れた。この際のドサ健、哲、達の対応に恨みを持つ三井が彼らをバクチ列車へ誘導した。
※この「バクチ列車編」の解説は、「麻雀放浪記 凌ぎの哲」の解説の一部です。
「バクチ列車編」を含む「麻雀放浪記 凌ぎの哲」の記事については、「麻雀放浪記 凌ぎの哲」の概要を参照ください。
- バクチ列車編のページへのリンク