テラ銭とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > テラ銭の意味・解説 

てら‐せん【寺銭】

読み方:てらせん

ばくちなどで、場所の借り賃として、出来高対す一定の割合貸元または席主に支払う金。寺。てらぜに。→寺5


寺銭

(テラ銭 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 23:26 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

寺銭(てらせん)とは商業用語の一つ。

賭博が行われる場合に、それが行われる場所を提供する者に対して支払われる金銭のこと。この言葉は、江戸時代寺社の境内を賭博を行う場として選び、賭博による儲けの幾らかを寺社に寄進していたことからこう呼ばれるようになったという説が存在する[1]。寺社の敷地内は寺社奉行の管轄であり、違法な賭博が開催されても町奉行による捜査検挙が困難[2]だった。

暴力団の起源の一つは博徒と呼ばれる縄張り内で賭博を行っていた集団であるが、連中がその賭博から得ている金銭のことが寺銭と呼ばれる主な収入源であった[3][4]公営競技宝くじなどの公営ギャンブルの場合にも、特にパリミュチュエル方式(トト方式)における主催者側の利益となる一定の割合(控除率)の金銭のことが寺銭と呼ばれていることがある[5][6]

脚注



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「テラ銭」の関連用語

テラ銭のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



テラ銭のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの寺銭 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS