ノイ・デウスーラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 15:06 UTC 版)
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』に登場。デザイン担当は石津泰志。マーキングを含むカラーリングは小林誠が行っている。 轟沈時のデウスーラII世から分離・脱出したコアシップをベースに、ガトランティス製の艦体を組み合わせた新たなデスラー艦。既存艦の範疇を超えたデスラーの分身的存在とされる。 劇中での立ち位置は二代目に相当するが、デザインはデウスーラII世のときと同様、完全な本作オリジナルである。艦首上面にコアシップを埋め込まれており、左右にほぼ上下対称の扁平な艦体が広がっている。正面からのシルエットはラスコー級などに近いが、扁平な部分は左右後方へと広がっており、上面からのシルエットは「Y」のような形(下の方が艦首側)である。艦橋はコアシップのものではなく、主艦体の方に新しく設置されており、全体から見ると前寄りとなっている。艦体表面にはひし形を重ね合わせた見た目をしたガミラス模様が描かれている。 推進器やデスラー砲にワープグリットをまとわせて通常空間に維持することで、どんな空間のどんな影響も受けずに安定稼働が可能な波動制御機関を備える。機関の詳細は不明だが、推進ノズルの噴射炎は、ガミラス艦系統のピンク色ではなく、ガトランティス艦系統の水色である。また、ワープエフェクトもガトランティスのものとなっている。 武装としては、先代艦と同様にデスラー砲を備えるほか、艦首左右に瞬間物質移送機を備え、艦底の電磁式パイロンには前期ゴストーク級ミサイル戦艦の超大型ミサイルを多数懸吊できる。砲塔類はすべて艦橋の後部または左右の扁平艦体の上下面に設置されており、三連装カノン砲塔を16基、輪胴砲塔を大小14基備えている。 艦橋構造物の後部(中央の推進ノズルの真上)には、格納庫が備わっており、劇中では汎用垂直離着陸艇SDG61-Lを複数搭載しているのが確認できる。 艦の運用や警備はガミロイドによって行われている。これはタランが艦隊を率いて合流してからも同様のため、艦内にある制御システムをダウンさせられると、全てのガミロイドが機能を停止してしまう。 劇中には第11話から登場。3度にわたってヤマトと交戦する。最後の戦いの後、トランジット波動砲発射のふく射からヤマトを守るための盾としてデスラーからヤマトへ提供され、波動砲口前面に置かれてトランジット波動砲発射のふく射により消失する。
※この「ノイ・デウスーラ」の解説は、「デスラー艦」の解説の一部です。
「ノイ・デウスーラ」を含む「デスラー艦」の記事については、「デスラー艦」の概要を参照ください。
ノイ・デウスーラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 13:56 UTC 版)
「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の記事における「ノイ・デウスーラ」の解説
ガトランティスで建造されたデスラー専用の大型艦。デスラー砲や瞬間物質移送機のほか、多数の巨大ミサイルを搭載する。第11話から登場。
※この「ノイ・デウスーラ」の解説は、「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の解説の一部です。
「ノイ・デウスーラ」を含む「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の記事については、「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の概要を参照ください。
- ノイ・デウスーラのページへのリンク