ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/06 07:53 UTC 版)
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリンさん、nicotinamide adenine dinucleotide phosphate)とは、光合成経路あるいは解糖系のエントナー-ドウドロフ経路などで用いられている電子伝達体である。化学式:C21H21N7O17P3、分子量:744.4。ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドと構造上良く似ており、脱水素酵素の補酵素として一般的に機能している。略号であるNADP+(あるいはNADP)として一般的には良く知られている。酸化型 (NADP+) および還元型 (NADPH) の2つの状態を有し、二電子還元を受けるが中間型(一電子還元型)は存在しない。
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- 1 ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸とは
- 2 ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸の概要
- 3 NADPHの合成
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