フェレドキシン【ferredoxin】
フェレドキシン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/17 10:16 UTC 版)
フェレドキシン (ferredoxin) は、内部に鉄-硫黄クラスター (Fe-Sクラスター) を含む鉄硫黄タンパク質の一つであり、電子伝達体として機能する。ヘムを含まない非ヘムタンパク質(他にルブレドキシン、高電位鉄-硫黄タンパク質など)のひとつであり、動物から原核生物まで広く分布する。光合成、窒素固定、炭酸固定、水素分子の酸化還元など主要な代謝系に用いられる。酸化還元電位 (E0') は−0.43V。略号はFdである。
- 1 フェレドキシンとは
- 2 フェレドキシンの概要
- 3 高電位鉄 - 硫黄タンパク質
- 4 合成
フェレドキシン (Fd)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/30 07:26 UTC 版)
「電子伝達体」の記事における「フェレドキシン (Fd)」の解説
光合成以外にも多くの原核生物での電子伝達に用いられる鉄・硫黄クラスターを含むタンパク質。光化学系Iから NADP+ への電子伝達に関与する。極めて低い酸化還元電位を持つ。
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フェレドキシン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 03:21 UTC 版)
フェレドキシン (Fd) は、NADP+からNADPHへの還元を促進する可溶性タンパク質である。Fdは、孤立したチラコイドまたはNADP+を還元する酵素のいずれかに電子を運ぶように移動する。チラコイド膜には、Fdの各機能に対して1つの結合部位がある。Fdの主な機能は、鉄・硫黄複合体から酵素フェレドキシン-NADP+レダクターゼに電子を運ぶことである。
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