ドップラーシフトとは? わかりやすく解説

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ドップラー‐シフト【Doppler shift】

読み方:どっぷらーしふと

ドップラー偏移


ドップラー効果

(ドップラーシフト から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/30 09:51 UTC 版)

ドップラー効果(ドップラーこうか、: Doppler effect[1])またはドップラーシフト: Doppler shift)とは、音波電磁波などのの発生源(音源・光源など)が移動したりその観測者が移動することにより、波の発生源と観測者との間に相対的な速度が存在するときに、波の周波数が実際とは異なる値として観測される現象をいう。


  1. ^ 日本超音波医学会では、Dopplerの英語発音: [ˈdɒplə] に近い「ドプラ」と表記・発音する。


「ドップラー効果」の続きの解説一覧

ドップラーシフト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 22:17 UTC 版)

クルックス管」の記事における「ドップラーシフト」の解説

ゴルトシュタインは陰極線速度測定する方法見つけた考えたクルックス管内の気体みられるグロー放電陰極線運動によって引き起こされているなら、管に沿って陰極線が進む方向放射される光はドップラー効果によって振動数変調を受けるはずである。変調有無放出スペクトル線のシフト分光器用いて検出することで確かめられる。ゴルトシュタインはL字型クルックス管両端電極設け一方電極からコーナー向けてアーム沿って飛んできた光をコーナー部の分光器観測できるようにした。まず分光器向いている側の電極陰極としてグロースペクトル測定した後、電源配線をつなぎ変えて陰極陽極交代させ、電子運動方向逆転させた状態でスペクトル記録しシフト量を測定した。しかしゴルトシュタインはシフト検出することができず、陰極線移動速度極端に遅いと解釈せざるを得なかった。現在理解されているところでは、クルックス管グロー光を発しているのは電子そのものではなく電子衝突した気体原子である。原子電子数千倍の質量を持つため、その運動電子比べて非常に遅い。ドップラーシフトが検出できなかったのはこれが理由である。

※この「ドップラーシフト」の解説は、「クルックス管」の解説の一部です。
「ドップラーシフト」を含む「クルックス管」の記事については、「クルックス管」の概要を参照ください。

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