ドキュメンタリー風投稿映像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 00:06 UTC 版)
「ほんとにあった! 呪いのビデオ」の記事における「ドキュメンタリー風投稿映像」の解説
上記の一般投稿映像に加え、「演出補」と呼ばれるスタッフと撮影当時の状況や撮影までの不可解な兆候などをインタビューを交え、投稿映像を紹介。一般投稿映像に比べ、編集者と投稿者との間で顔を出す事の許可されている物が多い(例えばリング編では、投稿者や遺族に許可を頂いてモザイクをかけていない事を冒頭で謳っている)。 また、投稿者と演出補とのやり取りで「顔を映さない」と言う条件がなされている物は、モザイク処理以外に口より上部を映さない配慮がとられる場合もある。この場合、後に紹介される投稿映像に投稿者自身が映ってしまう場合は、モザイク処理で顔を隠される。その他、投稿者自身は顔出しが許可されているが、そこに含まれる友人や関係者の顔出しが許可されなかった場合、ほとんどの場合でそれら関係者にのみモザイク処理が施される。 40巻以降、取材の様子を撮影する際に更に匿名性を高めるべく映像のモザイク加工に加え、画面の色味をモノクロに変化させる事も追加された。 投稿者の氏名に関しては、プライバシーを考慮してか「仮名(仮の名前と言う意味)」を用いられる場合が多い。その為、会話の中で本名が発言されている場合は「ピー音」で規制される。ただし、例外も少なからずは存在。『Special 4』巻「消えた友人」終了後、スタッフロールの最中に演出補と投稿者の友人との会話に敢えてピー音を流さずに、神隠しに遭った少女の名前をフルネームで公表している。これは少女に纏わるエピソードと「泉南郡熊取町小4女児誘拐事件」(2003年5月20日発生)で行方不明となった女児とは無関係であるとする為の措置と考えられる(「赤いランドセルの少女」が収録される通常版11巻同様、この事件発生直後に発売されており、実際の事件と似た節が見受けられる)。また、話が尾を引くケースも見られ、「続・〜」や「〜後編」とその巻の間で2部に渡って紹介される場合もある。その他、数巻に渡って紹介される物もある。それらの多くが、今日までに事件や不可解な問題や現象が解決されていない(理由の多くは、投稿者を含む関係者が取材を拒んでいる)。投稿映像は、インタビュー後の投稿者や撮影場所に居合わせた友人らの人物、あるいはインタビューを行った演出補が、後に不可解な事件や現象に巻き込まれると言う事例もある。 なお、ごく稀に、本ドキュメンタリー部分の映像の終了時、取材中に映り込んだ部分が紹介される事がある(例:21巻「続・誘拐」や22巻「続・監禁」など)。
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