トーマス家の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 17:46 UTC 版)
「こんにちは アン 〜Before Green Gables」の記事における「トーマス家の人々」の解説
ジョアンナ・トーマス 声 - 田村聖子 旧姓:ハリガン。バートの妻。かつてシャーリー家で家事手伝いをしていた関係でアンの両親が亡くなったあと、アンを引き取ることになってしまう。少ない家計のやり繰りと幼い子供たちの育児や甲斐性無しのバートに疲れており、ついついアンにキツく当たってしまう。 アンを引き取りにきたジェシーにアンを会わせず返す一方で、アンを引き止めたことを後悔するなど、アンに関して矛盾した思いを抱いていたが、心の底ではアンを大事に思っていた。バートの死により、泣く泣くアンと離れざるを得なくなった。 バート・トーマス 声 - 佐藤せつじ トーマス家の長。本人に資質が無いのかやる気が無いのか仕事らしい仕事はあまりせず、昼間から良く酒を飲み喰い寝る三拍子そろったダメ亭主だった。生き方が不器用な人物であり、結果として何度も失敗を重ねてしまい、家族を幸せにできないでいる。一時期は鉄道会社で働き始め酒もやめていたが、かつての友人たちに自分のみじめな姿を見られたことがきっかけで自暴自棄に陥り、元の生活に戻ってしまう。しかし、ミントンの計らいでメアリズビルにある別の鉄道会社に再就職する。 妊娠中の妻に暴力をふるうこともあった。アンにもきつく接するが時には優しい所を見せたり、自分なりの言葉でエリーザを励ますなど良いところもある。列車事故により45歳の若さで命を落とす。彼の残した借金はジョアンナの両親が清算した。 バートとジョアンナの過去を知る旧友によると結婚前は、町一番のハンサムで人気者だった。また社交ダンスが上手くジョアンナと共に出場した地元の大会で何度か優勝したことがある。 エリーザ・トーマス 声 - わくさわりか トーマス家の長女。作品開始時点では17歳。町で針子(店などに雇われて裁縫をする女性のこと)の仕事をしており、微々ながらも貴重な収入を家にもたらしている。トーマス家では唯一アンに優しく接し、アンは彼女を実の姉のように慕い、その長い金髪を自分の赤毛と比べて非常に羨ましがっている。 街一番の美男子ロジャーと相思相愛の仲になり、のちに結婚。アンと一緒にロンドンへ行こうと約束するが母とロジャーに反対され、仕方なくアンを残して旅立った。 その後もアンへの想いは変わらず、最終話では長女にアンと命名した事が語られている。 ホーレス・トーマス 声 - 小林由美子 トーマス家の長男。初期にはアンの赤毛をからかうなど幼さがみられたが、ノアのために医者を呼びに行くバートに事後を託されたこと、バートに共に家族を守っていって欲しいと言われたことなどを通じ、責任感が芽生えていく。 エドワード・トーマス 声 - 下釜千昌 トーマス家の次男。“ワルガキ”盛りの年頃なのでアンを良くからかう。 ハリー・トーマス 声 - 川田妙子 トーマス家の三男。初登場時1歳で泣いてばかりの赤ん坊だった。 ノア・トーマス 声 - こおろぎさとみ トーマス家の末の息子。最初の頃はいつも笑っている赤ん坊で、アンやジョアンナが面倒を見ていた。「ノア」という名前はアンが名づけた。雪の下敷きになり咽頭熱にかかってしまうが、バートが命がけで持ち帰った薬により回復する。
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