トーマス家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 07:15 UTC 版)
サーニンの生家。アンジー・グレアムの親族が頻繁に彼らを捜索していたのに対し、サーニンの親族が放浪中に接触してきたことはなかった。 サーニンの曽祖父(Part.4:回想シーン)ロシア系の母方の曽祖父。本編に明かされていない設定では亡命ロシア貴族であるとされている。サーニンの母が凍死したことに関してサーニンの父を問い詰める。なお、彼に対してサーニンの父は「ロシアンルーレット」による決着を提案するが、これは作者・三原順の「Sons」の登場人物ジュニアの自殺(あるいは事故)の要因である。 サーニンの母(Part.4:回想シーン)夫と祖父に意見できない気弱な女性。二人の対立の間で精神を病み、雪の中延々と雪かきをして病を得、逝去する。そのため、「甘える方法」をサーニンが学べなかった。 サーニンの父(Part.4:回想シーン)サーニン(マイケル)を「れっきとした英国人」として育てようと、サーニンの曽祖父(自分にとっての義祖父)がロシアの話を聞かせるのを嫌がり、家庭内に軋轢を生む。サーニンの母がどっちつかずな態度を取ることを責め、彼女を追い詰めた。彼女の死後、口を利けなくなったサーニンを疎んで妹の家の地下室に幽閉させた。
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