デヴォー夫妻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 03:00 UTC 版)
「アローバースの登場人物」の記事における「デヴォー夫妻」の解説
クリフォード・デヴォー Clifford Devoe / シンカー The Thinker 【演者】ニール・サンディランズ 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン4 セントラルシティ大学の歴史学の教授で、車椅子を使用している。 健康体であった頃の彼の講義は生徒達に不評だったようで、自らの伝達能力が足りていないためだと考える。そこで自ら設計し妻のマリースが制作した、頭脳を無限に拡大するシンキングキャップを開発し、ウェルズ(イオバード)が行った粒子加速器の爆発を利用して作動させる。その結果、天才的な知能を持つようになるが、その代償として肉体が徐々に麻痺していくようになる。またそれと同時に人間的な感情が希薄なソシオパスと化していく。 私生活を営む際は普通の格好をしているが、それ以外の時はマリースが開発した戦闘服を兼ねた特殊な装置と一体化しており、麻痺の進行を抑えている。 シーズン3のラストからスピードフォースに捕らわれていたバリーを呼び戻し、その結果バスに乗っていた12人にダークマターを浴びせ、メタヒューマンに変えた張本人(各人物の詳細はバス・メタの項を参照)。 12人全員の能力を奪い取ることを目的としており、能力を奪う際に肉体も乗っ取ることができる。ドミニクの体を乗っ取ってからは、元の自分の体を遺体としてバリーの部屋に置くことで、彼を殺害容疑で逮捕に追い込む。ラルフの肉体を乗っ取ってからは身体の不調は無くなり、擬態能力を駆使して元のクリフォードの姿で活動する。 究極の目的は、テクノロジーが進歩しても飢餓・貧困・戦争の一途を辿る人類全体の思考をリセットし、無能化させ凶暴性を取り除く方法で救済しようと考える光の計画。リセットした人類に対して、教師として再教育を施し導こうと考えている。 シーズン3の時点でアブラカタブラやサビターから、デヴォーという人物が将来フラッシュの強敵になることが示唆されていた。 マリース・デヴォー Marlize Devoe 【演者】キム・エンゲルブレヒト 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン4 クリフォードの妻で、夫と同じ大学の教授で技術者。クリフォードと出会う前は、貧困地域を支援するための開発を行っていた。 元々仲睦まじい普通の夫婦であり、夫が徐々に弱くなっていく中、サポート役として夫のために様々なデバイスを開発する。 サムロイド Samuroid 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン4 第1話 マリースに開発された和風の甲冑、兜を纏ったロボット。刀から衝撃波を放つことができ、背面のジェットパックで飛行する。デヴォーにより複数体量産されており、同型が登場する。また、マリースが同じ刀を使用するほかジョーはセシルが出産にあたり病院に移ろうとした時にサムロイドの刀を持っていこうとした。 シスコが名前を決める際、ミスターミフネ、クロサワザムライ、クソザムライ、アンドロイドサムライ等を経由してサムロイドに決定した。
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