デヴォンポート子爵とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > デヴォンポート子爵の意味・解説 

デヴォンポート子爵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/22 03:57 UTC 版)

デヴォンポート子爵
Viscount Devonport

紋章記述

Arms:Azure in chief two Mitres Argent garnished Or and in base a Square Tower of the second Crest:An Ancient Ship Or the Mainsail Azure charged with a Sea Lion of the first Supporters:On either side a Sea Lion Argent crined finned and tufted Or each gorged with a Collar Gules charged with three Roses of the second and each supporting a Spear erect proper
創設時期 1917年1月22日
創設者 ジョージ5世
貴族 連合王国貴族
初代 初代子爵ハドソン・キアリー英語版
現所有者 3代子爵テレンス・キアリー英語版
相続人 デイヴィッド・キアリー閣下
付随称号 デヴォンポート男爵
(ウィッティントンの)準男爵
現況 存続
モットー 力によって道が出来上がる
(Fit Via Vi )

デヴォンポート子爵: Viscount Devonport)、はイギリスの子爵貴族連合王国貴族爵位。1917年の叙爵以来、キアリー家が保持する。

歴史

初代子爵ハドソン・キアリー

枢密顧問官を務めた自由党の政治家ハドソン・キアリー英語版(1856–1934)庶民院議員在籍中の1908年に連合王国準男爵位の(バッキンガム州ウィッティントンの)準男爵(Baronet, of Wittington, in the County of Buckingham)に叙された[1][2]。彼はついで1910年バッキンガム州ウィッティントンのデヴォンポート男爵(Baron Devonport, of Wittington in the County of Buckingham)に陛爵したのち[2][3][4]食糧相英語版を辞したのちの1917年にはバッキンガム州ウィッティントンのデヴォンポート子爵(Viscount Devonport, of Wittington in the County of Buckingham)に昇叙している[2][3][5]。なお、両爵位ともに連合王国貴族爵位である[3]

初代子爵の孫にあたる3代子爵テレンス(1944-)が2020年現在、デヴォンポート子爵家現当主である[3]


紋章に刻まれるモットーは、『力によって道が出来上がる(Fit Via Vi)[3]

一族の邸宅は、ノーサンバーランド州カークウェルペン英語版近郊に位置するレイ・ディメイン(Ray Demesne)[3]

現当主の保有爵位/準男爵位

現当主である第3代デヴォンポート子爵テレンス・キアリーは、以下の爵位を有する[1][3]

  • 第3代バッキンガム州ウィッティントンのデヴォンポート子爵(3rd Viscount Devonport, of Wittington in the County of Buckingham)
    (1917年6月22日の勅許状による連合王国貴族爵位)
  • 第3代バッキンガム州ウィッティントンのデヴォンポート男爵(3rd Baron Devonport, of Wittington in the County of Buckingham)
    (1910年7月15日の勅許状による連合王国貴族爵位)
  • 第3代(バッキンガム州ウィッティントンの)準男爵(3rd Baronet, of Wittington, in the County of Buckingham)
    (1908年7月22日の勅許状による連合王国準男爵位)

デヴォンポート子爵(1917年)

  • 初代デヴォンポート子爵ハドソン・ユーバンク・キアリー英語版 (1856–1934)
  • 第2代デヴォンポート子爵ジェラルド・チェスター・キアリー (1890–1973)
  • 第3代デヴォンポート子爵テレンス・キアリー英語版(1944- )

推定相続人は、現当主の従兄弟(初代子爵の次男の子)にあたるチェスター・ダグリー・ヒュー・キアリー(1932-)。

推定相続人の法定推定相続人は、その息子であるデイヴィッド・ハドソン・キアリー(1982-)。

脚注

  1. ^ a b No.12056”. The Edinburgh Gazette 17 July 1908. 2020年1月20日閲覧。
  2. ^ a b c Debrett's peerage, and titles of courtesy, in which is included full information respecting the collateral branches of Peers, Privy Councillors, Lords of Session, etc. Wellesley College Library. London, Dean. (1921). https://archive.org/details/debrettspeeraget00unse 
  3. ^ a b c d e f g Devonport, Viscount (UK, 1917)”. www.cracroftspeerage.co.uk. 2020年1月20日閲覧。
  4. ^ No.28398”. The Gazette 22 July 1910. 2020年1月20日閲覧。
  5. ^ No.30161”. The Gazette 3 July 1917. 2020年1月20日閲覧。

デヴォンポート子爵(1917年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/02 15:10 UTC 版)

「デヴォンポート子爵」の記事における「デヴォンポート子爵(1917年)」の解説

初代デヴォンポート子爵ハドソン・ユーバンク・キアリー(英語版) (1856–1934) 第2代デヴォンポート子爵ジェラルド・チェスター・キアリー (18901973) 第3代デヴォンポート子爵テレンス・キアリー(英語版)(1944- ) 推定相続人は、現当主の従兄弟(初代子爵次男の子)にあたるチェスター・ダグリー・ヒュー・キアリー(1932-)。 推定相続人法定推定相続人は、その息子であるデイヴィッド・ハドソン・キアリー(1982-)。

※この「デヴォンポート子爵(1917年)」の解説は、「デヴォンポート子爵」の解説の一部です。
「デヴォンポート子爵(1917年)」を含む「デヴォンポート子爵」の記事については、「デヴォンポート子爵」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「デヴォンポート子爵」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「デヴォンポート子爵」の関連用語

デヴォンポート子爵のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



デヴォンポート子爵のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのデヴォンポート子爵 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのデヴォンポート子爵 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS