テクス
デニール
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/27 14:42 UTC 版)
デニール(denier) | |
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記号 | D |
系 | 非SI単位(規約量) |
量 | 線密度、繊度、糸の太さ |
定義 | 9000 m あたり 1 g である糸の太さ |
デニール(denier, 記号:D)は、線密度、繊度、糸・繊維の太さの単位である。
「太さ」は長さの次元であるので、メートルを用いて表記するのが標準的である。しかし、糸は非常に細くかつ柔かいので、計測が困難である。そこで、一定の長さの質量によって太さを表すということが行われる。すなわち、糸の材質を決めれば密度(=質量/(長さ×断面積))は一定であるので、長さを一定にすれば断面積の違いだけが残るということである。
1デニールは、450メートルの糸の質量が50ミリグラムということを表す。即ち、9000メートルの糸の質量をグラムで表したものがデニール値となる。
(例:9000メートル150グラムの場合、150デニール、75グラムの場合75デニール(150デニールより細い糸))
絹などの生糸やレーヨン、ナイロンなど合成繊維の太さを表すのに用いられる。単位の名称は、フランス語の貨幣denier(ドゥニエ)に由来する。
テックス
ISOおよびJISでは、デニールの定義の9000メートルを1000メートルにした単位(1000メートルあたり1グラムの糸の太さ)としてテックス(tex)を定めている。テックスは、textile(英語で織物、布の意味)に由来する。補助単位として他にキロテックス(ktex)、デシテックス(dtex)、ミリテックス(mtex)が定められている。
テックスではデニールの1/9倍(JIS L0101では0.1111倍をデニールからの換算式としている)となるが、デニールからの換算では比較的数字の近いデシテックスを使用することが多い(例 50デニール → 56デシテックス)。
関連項目
- 連量 - 同様の制定規格である紙の厚みの単位。
「テクス」の例文・使い方・用例・文例
- 学者はそのフレーズの引用にコンテクスチュアリゼーションを備えた。
- そのアプリケーションソフトはテクストの校正箇所を自動的に見つけ出すことができる。
- 一種の間テクスト性を表す
- 艶消しがされフェルトのようになるように、テクスチャーを変える
- 例えば、形またはテクスチャーのように変化を伴わず水平である、直線であるあるいは規則的であるさま
- 色またはテクスチャーを対比するパッチで跡をつける、あるいはオーバーレイをかぶせる
- 微少な粉状のテクスチャーが小麦粉に似ているさま
- アウストラロピテクス属の以前の名称
- アウストラロピテクス属で比較的小さい脳を持ち、人間のような二足歩行をする数種の絶滅した霊長類
- かつてアウストラロピテクス ボイセイに割り当てられていた属
- アウストラロピテクスロブストゥスが以前属していた属
- ヒト科アウストラロピテクス属の、または、ヒト科アウストラロピテクス属に属する
- 特性またはテクスチャーの点で樹脂に似ているさま
- 同一色とテクスチャーのためにテーラーは同じ方向に走る毛羽に沿ってベルベットを裁断する
- 米国の言語学者(ウクライナ生まれ)で、数理言語学を開発し、社会的コンテクストにおける発語と文書を解釈した(1909年−1992年)
- テクスチャーが花崗岩の塊と似ているの灰色の緑葉の非常に多肉の茎のない茂みを形成する植物
- モチノキのようなテクスチャーと光沢のある葉状体を持っているイノデ属のさまざまなシダの総称
- テクスという,糸の太さを表す繊度の単位
- テクスチャードヤーンという糸
- すでに存在しているテクスト
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