ティベール【ティベール】(草花類)
登録番号 | 第6177号 | |
登録年月日 | 1998年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | ティベール よみ:ティベール | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | フレッター エン デン ハーン ベヘール ベスローテン フェンノートシャップ | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 ウフストヘースタアベッハ 202 アー,2231ベーデー レインスブルフ | |
登録品種の育成をした者の氏名 | フローア フレッター | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり,花は大輪の紫赤色で縁部が淡紫ピンクの切り花向きの晩生種である。 草丈は50~74㎝,茎の直径は5.0~9.9㎜,上部,中部及び下部の色は淡褐,毛じは無,節間長は茎の中央部は10~19㎜,止葉下は40~59㎜である。葉序は2/5,葉の全体の形は長楕円形,ねじれは無,葉幅は20~29㎜,葉長は9~11㎝,光沢は無,数は少,着生角度は60~89゚である。つぼみの形はⅦ型,花の向きは30~59゚,花房の形状は総状花序,全体の形はヤマユリ型である。花径は180~209㎜,内花被の幅は60~79㎜,長さは13~17㎝,外花被の幅は40~49㎜,長さは12~15㎝である。花色は花弁の基部及び地色は紫赤(JHS カラーチャート9708),中肋部は鮮紅(同0107),縁部は淡紫ピンク(同9502),裏面は紫ピンク(同9503)である。内花被1枚の斑点の数は70以上,外花被は50~59,つぼみの色は鮮紫ピンク(同9205),内花被の形はⅤ型,外花被の形はⅣ型,内花被の先端の形状はⅠ型,反転の程度はⅨ型,外花被の先端の形状はⅥ型,反転の程度はⅤ型,花被のねじれは1/8未満,花被上の乳状突起は有である。花糸の色は白,花粉の色は赤褐,第1花梗の長さは60~89㎜,花梗の太さは中,色は淡褐,花梗への葉の着生は有,第1花梗の向きは15~29゚,1花茎の花数は少,花の香りは中,開花期は晩である。 「アカプルコ」と比較して,草丈が低いこと,葉数が少ないこと,花弁縁部の色が淡紫ピンクであること,外花被1枚の斑点の数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1983年に出願者のほ場(オランダ王国)において,出願者所有の無名実生種どうしを交配し,1987年にその実生の開花株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1991年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
ティベール
名前 Thibert
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