ティベリウス (個人名)とは? わかりやすく解説

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ティベリウス (個人名)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/19 15:26 UTC 版)

ティベリウス (Tiberius) は、古代ローマ人の個人名。

ローマ市を流れるティベリス川 (Tiber) にちなんだ個人名で、略称を用いる際は「Ti・センプロニウス・グラックス」のように「Ti」を使う。ローマ人の個人名はバリエーションに乏しいが、その中でも比較的多くみられる個人名の一つである。

ティベリウスの名は第2代ローマ皇帝の個人名であったが、皇帝としてはこの個人名で呼ばれるため、単に「ティベリウス」といった場合、この皇帝ティベリウスを指すことがほとんどとなった。

古代ローマの名前は西欧社会の名前に影響を残したが、ティベリウスも英語のタイベリアス (Tiberius)、 イタリア語スペイン語のティベリオ(Tiberio)、フランス語のティベール(Tibère)、ハンガリー語ティボル(Tibor)として現代に残っている。

ティベリウスの個人名を持つ著名なローマ人は、以下の通り。

  1. ティベリウス・センプロニウス・グラックス第二次ポエニ戦争での「奴隷軍団」司令官)
  2. ティベリウス・センプロニウス・グラックス(1の甥、大グラックス
  3. ティベリウス・グラックス(2の息子、グラックス兄弟の兄)
  4. ティベリウス・クラウディウス・ネロアウグストゥスの妻リウィアの最初の夫)
  5. ティベリウス帝(4の息子、ティベリウス・ユリウス・カエサル)
  6. ティベリウス・クラウディウス・ネロ・カエサル・ドルスス(第4代皇帝クラウディウス
  7. ティベリウス・ゲメッルス
  8. ティベリウス・クラウディウス・ネロ・ドミティアヌス・カエサル(第5代皇帝ネロ
  9. ティベリウス2世(東ローマ皇帝)
  10. ティベリオス3世(東ローマ皇帝)
  11. ティベリウス (マウリキウスの皇子)



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