ツツジ属 Rhododendronとは? わかりやすく解説

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ツツジ属 Rhododendron

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 17:38 UTC 版)

ツツジ」の記事における「ツツジ属 Rhododendron」の解説

ツツジ属(Rhododendron)は大きくヒカゲツツジ亜属(有鱗片シャクナゲ亜属)とツツジ亜属、無鱗片シャクナゲ亜属セイシカ亜属エゾツツジ亜属分類されるが、便宜上常緑性のものの一部シャクナゲ呼ばれている。すなわち、日本で「シャクナゲ」と呼ばれるものはホンシャクナゲ仲間(無鱗片シャクナゲ節)に限られ常緑であってもそれ以外の殆どは「シャクナゲ」とは呼ばないツツジ日本では古くから園芸品種として交配され美し品種がたくさ生まれた中でもサタツツジヤマツツジミヤマキリシマなどをかけ合わせ生まれたクルメツツジはその代表で種類多く色とりどりの花が咲き満開時期はまさに圧巻である。ヒラドツツジ日本全国でよく見られる大型ツツジで、花も大きく街路樹としてもたくさん植栽されていて、ケラマツツジモチツツジキシツツジなどを親としている。サツキマルバサツキおよびその交配種は特にサツキ呼ばれているが、クルメツツジなどと同じく常緑ツツジ仲間である。 西洋ではアジアからヨーロッパ常緑ツツジ持ち込まれ園芸化され、ベルジアン・アザレアと呼ばれ現在鉢花として大量に生産されている。トウヤマツツジを主に、ケラマツツジサツキ品種などもその育種用いられている。また日本レンゲツツジ北アメリカ落葉性原種園芸化されてエクスバリー・アザレアあるいは匂いツツジなどと呼ばれている。北アメリカ大陸には、その地域古くから自生する北米ツツジアザレア)も生息している。 以下にツツジ属の日本産の種挙げる種名の横に併記し斜体文字学名を示す。属名Rhododendron」とは、rhodon(バラ)+dendron(樹木)の意である。複数の種が環境省都道府県によりレッドリスト指定受けている。

※この「ツツジ属 Rhododendron」の解説は、「ツツジ」の解説の一部です。
「ツツジ属 Rhododendron」を含む「ツツジ」の記事については、「ツツジ」の概要を参照ください。

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