さつき (皐月)








●わが国の本州、神奈川県以西から近畿地方、それに九州に分布しています。渓谷の岸壁などに生え、高さは10~100センチになります。春葉は披針形から広披針形、夏葉は倒披針形で、枝先に数個集まってつきます。「つつじ」より遅れて5月から7月ごろ、枝先に朱赤色の花を1~2個咲かせます。花冠は漏斗形で5中裂し、雄しべは5個あります。園芸品種も多く作出され、ひとつの枝に異なった色の花が咲く、キメラ(咲き分け)といった品種もあります。
●ツツジ科ツツジ属の半常緑低木で、学名は Rhododendron indicum。英名は Rhododendron。
せいようしゃくなげ (西洋石楠花)











●ヒマラヤ周辺を中心とした多数の原種を交配して作出された園芸品種の総称です。大きな花冠と赤色やピンク、黄色などの豊富な花色が特徴です。18世紀にヨーロッパに導入され、改良がはじまりました。土地が肥沃で、夏の気温があまり高くならないところを好みます。写真の品種は、中3が「トリルビー(cv. Tri-Ruby)」、中4は「パーシーワイズマン(cv. Percy Wiseman)」、中5は「サッフォー(cv. Sappho)」、中6は「夢路(cv. Yumeji)」、中7は「ロバートビル(cv. Robert Bill)」、それに中8は「マダムマッソン(cv. Madam Masson)」。
●ツツジ科ツツジ属の常緑低木で、学名は Rhododendron cv.。英名は、Rhododendron。
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