ダイポールモード‐げんしょう〔‐ゲンシヤウ〕【ダイポールモード現象】
ダイポールモード現象
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ダイポールモード現象(ダイポールモードげんしょう、英語: Indian Ocean dipole、略称: IOD、Indian Niñoとも)とは、インド洋熱帯域において初夏から晩秋にかけて東部で海水温が低くなり、西部で海水温が高くなる大気海洋現象の事を言う[1]。それに伴って起こる風や気候の変化を含み、エルニーニョ現象と同様に世界の気候に大きな影響を与える事が明らかになった。特にアジアあるいはインドの夏のモンスーンに影響を与える事から、その重要性が次第に認識されつつある。インド洋ダイポールモード現象[2]、インド洋ダイポール[1]、ダイポール現象とも呼ばれる。
- ^ a b c “インド洋ダイポール(IOD) 海洋研究開発機構”. JAMSTEC (2008年12月). 2015年8月6日閲覧。
- ^ 高薮縁, 川辺正樹, 中村尚, 山形俊男, 藤尾伸三『海のすべて』ニュートンプレス、2017年、96頁。ISBN 978-4-315-52060-6。
- ^ “今年はどうしてこんなに暑いの” (jpeg). 読売新聞. (2001年7月26日) 2015年8月6日閲覧。
- 1 ダイポールモード現象とは
- 2 ダイポールモード現象の概要
- 3 参考文献
- 4 外部リンク
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