発生の原因
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 13:52 UTC 版)
「ダイポールモード現象」の記事における「発生の原因」の解説
なんらかの理由でインド洋で南東貿易風が強まると、東側にあった高温の海水は西側へ移動させられ、また東側では深海からの湧昇や海面から蒸発が盛んになるために海水温が低下する。これが正のダイポールモードである。 一方、インド洋で逆に南東貿易風が弱まると、東から西への海流が滞るため高温の海水が東側に滞留し、西側は海水温が低下する。高温となった東側では対流活動が活発化する。これが負のダイポールモードである。
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