ダイカイオー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 03:28 UTC 版)
「侍戦隊シンケンジャー」の記事における「ダイカイオー」の解説
第二十幕より登場。海老折神が「変」の電子モヂカラを受けて侍変形した侍巨人。ゴールドが単独操縦する。操縦席の海老ディスクを回転することで東・西・南・北の電子モヂカラを司る4つのパターンに変形可能。変形後、それぞれの方位に因んだセリフを発する。 秘伝ディスクによる変形ギミックは、シンケンゴールドの居合斬りのイメージから素早く形態を切り替えて戦うことを想定し、秘伝ディスクの新たな遊び方として取り入れられた。 ダイカイオーヒガシ 海老ディスクが「東」を示し、得た「光」を吸収し、電子モヂカラに変換したダイカイオーの基本形態。セリフは「とぉー(東、トウ)とぉー!ヒガシ!!」。 武器は使用せず、素手による格闘戦を得意とする。 必殺技は両肩部の海老ばさみをグローブのように展開してエネルギーを充填して連続パンチを叩き込む海老ばさみ本手返し(えびばさみほんてがえし)。 ダイカイオーニシ 海老ディスクが「西」を示し、「風」を電子モヂカラに変換した形態。セリフは「おっしゃー(西、シャー)!ニシ!!」この形態のみ頭部の角パーツは収納される。劇中で使用したのは2回のみ。 風を転換させて攻撃力にする。回避能力に優れ、海老折神の尾びれ(ダイカイオーの腰パーツ)が分離した特殊な扇でトルネードを発生させ、敵の攻撃や飛び道具を跳ね返す戦法をとる。 この形態では必殺技を持たない。 ダイカイオーミナミ 海老ディスクが「南」を示し、「熱気」を電子モヂカラに変換した形態。セリフは「なん(南、ナン)と!ミナミ!!」。 熱気を転換させて攻撃力にする。スピードを重視した形態で、海老折神の頭部と触覚部分が分離した加熱した刀海老刀の二刀流による隙の無い剣術戦を得意とする。 必殺技は猛スピードで海老刀を振り下ろして斬り付ける海老刀大名おろし(えびがたなだいみょうおろし)。 イカダイカイオー(別名:ダイカイオーキタ) 海老ディスクが「北」を示し、烏賊折神を侍武装した形態。セリフは「キタ(北)キタキタキター!」。第二十二幕より登場。 全身から冷気を発する。武装は烏賊折神の頭部・上足で構成された大槍を使用し、残りの下足はダイカイオーの胸部に追加装甲として合体する。冷気を電子モヂカラに変換し、大槍の剣先を鋭利に凍結する。 必殺技は「突」の電子モヂカラを込め、絶対零度まで氷結させて硬度を高めた大槍で敵を貫く槍烏賊突貫(やりいかとっかん)。 ダイカイシンケンオー 第二十四幕より登場。シンケンオーとダイカイオーが真侍合体した大地・海を制する侍巨人。両腕がエンブレム状態に変形して上半身を後方へ展開したシンケンオーに背中パーツが変形した新たな頭部・扇を胸部に装着したダイカイオーの上半身が合体し、シンケンオーの大腿部に変形したダイカイオーの脚部全体が挟み込むように合体することで完成する。頭部の兜に大きく描かれたインロウマルのエンブレムを模した「真」の文字が特徴的で、2体の侍巨人の力が合わさったことで圧倒的な戦闘能力を発揮する。 武装はダイカイオーミナミと同様に海老刀を使用。背中からは文字型の強力なビームを発射する。 必殺技はパワー・スピードを兼ね揃えた二刀流で敵を斬り刻む二天一流乱れ斬り(にてんいちりゅうみだれぎり)。この技だけでもアヤカシを倒すのに充分な威力を誇り、第二十七幕でグリーンとイエローの2人だけで戦った際にはアベコンベを、『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』ではマダコダマを倒している。だが、前述の通り、イカテンクウバスターを用いた折神大開砲を事実上のメイン必殺技としていた。企画段階ではシンケンオーとダイカイオーの合体は想定されておらず、シンケンオーの胴体が真ん中から後ろへ折ることができたことから合体ギミックが考案された。海老折神の脚は処理が難しいことから、逆手に取って一番目立つよう位置づけられた。
※この「ダイカイオー」の解説は、「侍戦隊シンケンジャー」の解説の一部です。
「ダイカイオー」を含む「侍戦隊シンケンジャー」の記事については、「侍戦隊シンケンジャー」の概要を参照ください。
- ダイカイオーのページへのリンク